世界で最も有名なネズミの女の子の衣装が大変身を遂げる。今年、開園30周年を迎えるディズニーランド・パリは25日、ミニーマウスの衣装を、白の水玉模様をあしらった赤いワンピースから青いパンツスーツに変更すると発表した。一時的な変更ではあるものの、インターネット上ではディズニーファンから様々な反応が出ている。
新衣装は、4月12日のディズニーランド・パリの開園30周年を記念して、英ファッション・デザイナーのステラ・マッカートニー氏がデザインしたもの。
青いタキシード姿のミニーは、3月の女性史月間に合わせてディズニーランド・パリに登場する。
「彼女(ミニーマウス)の特徴の水玉模様を取り入れた新衣装によって、ミニーマウスは新しい世代にとって進歩のシンボルになる」と、マッカートニー氏は述べた。
ウォルト・ディズニー・スタジオは近年、スクリーン上の多様性を高めるために、映画の舞台に新たな場所を用いたり、より幅広い背景を持つキャラクターを起用するなどしている。
実写版「白雪姫」では、ラテン系女優のレイチェル・ゼグラー氏を白雪姫に起用すると発表している。
新衣装への反応
ミニーの新衣装に対するインターネット上の反応は様々だ。
衣装のイメージ変更を歓迎する人がいた一方で、伝統的なルビーレッド色のワンピース姿でなくなることに落胆する声もあった。
アメリカの保守派コメンテーターのキャンディス・オーエンズ氏は、米フォックス・ニュースのインタビューで、ミニーを「より男性的に」しようとするもので、「私たちの社会構造を破壊」しようとする勢力による行為だと非難した。
オーエンズ氏は続けて、パンツスーツ好きで有名なヒラリー・クリントン元米国国務長官を引き合いに出し、「パリでの(ミニーマウスの)変化を認めるか、彼女(ヒラリー・クリントン氏)のオフィスに確認しよう」と笑った。
過去にもズボン姿を披露
インターネット上では、ミニーがズボンを履くのは今回が初めてではないと、一部のファンが指摘している。
2019年、ミニーはディズニー・クルーズラインの船長「キャプテン・ミニー」として登場した際、赤いジャケットと白いズボンの海員服を披露した。
ミニーはミッキーマウスが思いを寄せる相手として、1928年公開の短編アニメーション「蒸気船ウィリー」に初めて登場した。1942年には、本名がミネルヴァだと明らかになった。
からの記事と詳細 ( ミニーマウスがパンツスーツ姿に、3月お披露目へ ディズニーランド・パリ30周年 - BBCニュース )
https://bbc.in/3IRmi0R
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