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今月20日にインスタグラムの2つの公開アカウントに投稿された写真に、2018年に亡命を図って失敗したアラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国の王女と見られる女性が写っていることが明らかになった。
ドバイ首長国の首長の娘、ラティファ・アル・マクトゥーム王女と見られる女性が写っている写真は、ドバイのショッピングモールで撮影されたように見える。写真は反転されており、撮影日時や場所などは不明だが、背景にはUAEで今年5月13日から公開された映画「鬼滅の刃 無限列車編」の画像が写り込んでいる。
BBCは写真の真贋を確認できていないが、ラティファ王女の友人はBBCに対して、中央に写っているのは確かに王女だと話した。
今回ラティファ王女のものと思われる写真がソーシャルメディアに投稿されたことは、偶然ではなく、他の水面下の展開に関連しているとみられる。
「ラティファの解放要求」活動団体のデイヴィッド・ヘイグ氏は、「いくつか重要で前向きなものになり得る動きがあった」と話した。
在ロンドンのUAE大使館はBBCの取材に回答しなかった。
国連はこの写真についてコメントを避けたものの、UAE政府が約束したラティファ王女の「生存証明」を待っているところだとBBCに話した。
「鬼滅」上映中のショッピングモールで

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ドバイの「モール・オブ・ジ・エミレーツ(MoE)」で撮影されたとみられる反転写真は、両端に写っている女性2人がそれぞれインスタグラムの公開アカウントに投稿した。写真には、正確な撮影日時や場所を示すメタデータが付随していないものの、背景に画像が写りこんでいる映画「鬼滅の刃 無限列車編」は、ドバイでは今月13日から公開された。
投稿した女性2人はいずれも、BBCの取材に回答していない。ただし、ラティファ王女の友人たちはBBCに対して、女性2人を知っているし、王女が2人の知り合いだと話した。
人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」のケネス・ロス氏はBBCに対して、「この写真が本物だとして、王女の生存証明にはなる。それは大事だが、王女がどういう条件で拘束されているのかは何も分からない」と話した。

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この写真に続き22日には、同じインスタグラム・アカウントに別の写真が投稿された。「少し前にラティファとビーチェ・マーレで素敵な食事」と書かれている。「ビーチェ・マーレ」はドバイのブルジュ・カリファにあるイタリアン・レストラン。
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確かに
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