近年、有名なアーティストがアニソンを担当することが増えています。アニメに起用されることで世界中への発信が可能になったことが大きく影響していますが、40年以上前にも、力のあるアーティストがアニソンを担当していた事例は数多く存在しています。アニソンの歴史の一端を紐解いてみました。
アニソンは世界への扉になった
近年、有名なアーティストがアニソンを担当することが増えています。アニメに起用されることで世界中への発信が可能になったことが大きく影響していますが、40年以上前にも力のあるアーティストがアニソンを担当していた事例は数多く存在しています。アニソンの歴史の一端を紐解いてみました。
2023年、『チェンソーマン』がTVアニメ化された際には、オープニングを米津玄師が担当し、エンディングをVaundyやマキシマム ザ ホルモンなど有名アーティスト12組が毎話ごとに入れ替わりで登場することで話題を呼びました。現在放送中の人気作『葬送のフリーレン』でも、初期オープニングテーマにYOASOBIの「勇者」が、後期オープニングテーマではヨルシカの「晴る」が採用されるなど、強力なタイトルに有力なアーティストが起用されるのは当たり前のこととなっています。
また、YOASOBIが担当した『【推しの子】』のオープニングテーマ「アイドル」はわずか5週間でストリーミング再生回数1億回を突破。日本を含む世界200か国を超える世界の国・地域からなるグローバルチャートであるBillboard Global 200チャートでは、日本のアーティストとして最高位となる7位を獲得するなど、日本のアニソンは世界の超一流の楽曲と同等に渡り合うだけの評価を得ています。
日本国内においても、年末のレコード大賞にアニソンがノミネートされることが増えています。2020年にはLiSAが担当した『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の主題歌「炎」が大賞を受賞しました。続く2021年はLiSAによるTVアニメ『鬼滅の刃 無限列車編』のオープニングテーマ「明け星」が優秀作品賞を受賞。さらに、2022年はAdoの『ONE PIECE FILM RED』テーマソング「新時代」が優秀作品賞を受賞しました。日本のアニメが世界で人気を獲得し続ける限り、この流れが止まることはないでしょう。
しかしながら、アニソンはかつて「童謡扱い」されており、数段低い扱いを受けていたジャンルでした。アニソンの歴史を変えた名曲「CAT’S EYE」も、ボーカルの杏里が「アニソン歌手」としての色が付くことを恐れて、当初はレコーディングを拒否したというエピソードがあります。また、織田哲郎が『装甲騎兵ボトムズ』のオープニングを担当した際には、「TETSU」と別名義を使用しています。
それでも、名アーティストたちが過去に手掛けたアニソンは数多く存在しています。そのほんの一部を紹介します。
からの記事と詳細 ( 「アニソンを有名アーティストが歌う」のはかなり前からだった! 40年以上前にも意外な事例が - マグミクス )
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