「中国全⼟でナンバー1(※)のインフルエンサーは、リアルな中国を映し続けた⽇本⼈だった」。この事実を初めて聞いたときは驚きました。総SNS フォロワー数は630万⼈(Weibo522 万⼈、抖⾳70 万⼈など)、番組など含めると1000 万⼈を超えるその日本人の名は、竹内亮。職業、ドキュメンタリー監督です。リアルな中国を映し続けたドキュメンタリー監督である彼の4作品を上映する映画祭「竹内亮のドキュメンタリーウィーク」が、5月19日(金)から5月25日(木)まで角川シネマ有楽町で開催されます。
※Weibo 旅⾏関連インフルエンサーランキングNo.1(23 年1 ⽉時点)
中国全⼟でナンバー1のインフルエンサー、竹内亮って何者?
中国を拠点に活動するドキュメンタリー監督・番組プロデューサーである竹内亮は、Weibo(微博/中国版のツイッター)旅⾏関連インフルエンサーランキングにおいてナンバー1(※)に君臨する、中国全⼟でナンバー1(※)のインフルエンサー。そのフォロワー数は、個⼈の総SNS フォロワー数630万⼈、番組などを含めた⽵内関連の総SNS フォロワー数は 1031万⼈にまで上り、2023 年Weibo の微博红⼈节(インフルエンサーアワード)で、4つの賞を受賞。「2022 年度 最も商業価値の⾼いインフルエンサー」「2022 年度 トップ動画クリエイター100」等に選ばれる。⽂化⼈として中国の⼈気トーク番組・⼈気ネット番組にも頻繁に出演するなど、中国で絶⼤な⼈気を博す中国在住⽇本⼈の⼀⼈である。
※Weibo 旅⾏関連インフルエンサーランキングNo.1(23 年1 ⽉時点)
映画祭「竹内亮のドキュメンタリーウィーク」が開催!
ナレーションを務めた小島瑠璃子も登壇
今回の「竹内亮のドキュメンタリーウィーク」では、ドキュメンタリー映画として数々の賞を受賞した4作品が上映予定。アジア最大の大河・長江6,300キロを2年かけて撮影した、本邦初公開となる『再開長江』。コロナ禍の武漢を独自取材し、1日で1,000万回再生、累計4,000万回再生を突破した話題作『お久しぶりです、武漢』。他に『大涼山』『ファーウェイ100面相』の4作品が上映されます。
初日は、監督の竹内亮、『再開長江』のナレーションを担当する小島瑠璃子が登壇する公開記念舞台挨拶を開催。竹内亮による作品撮影秘話に加え、日本と中国で活躍の場を広げていく竹内亮と小島瑠璃子によるトークイベントが行われます。チケットは5月13日(土)(オンラインAM0時~/劇場窓口AM10時~)より発売開始。さらに期間中、『再開長江』上映終了後には竹内亮監督が登壇によるトークイベントも開催されるので要チェック! 詳細は映画公式ホームページにて。
上映作品① 本邦初公開!長江6,300キロを走破した完全劇場版『再開長江』
あらすじ:中国の母なる大河・長江。上海、南京、武漢、重慶、雲南、チベット高原まで、広大な中国大陸を横断する、全長6,300キロのアジア最大の大河だ。日本人監督の竹内亮は、10年前にNHKの番組で長江を撮った時、一つの後悔があった。それは北極・南極に次ぐ地球第三の極地と呼ばれるチベット高原にある「長江源流の最初の一滴」を撮れなかった事。あれから10年、日本から中国南京市に移住し「長江沿いの民」の一人になった竹内は、2021年から2年かけて再び長江6,300キロを走破する。旅の途中で10年前に撮影した友人たちと再会しながら、一本の大河を通して中国の10年の変化を見つめ、今度こそ「最初の一滴」をカメラに収めるべく、長江源流をめざす。
上映作品② コロナ禍の武漢では3年間何が起こっていたのか?『お久しぶりです、武漢』
あらすじ:2020年1月23日、新型コロナ対策として、人類史上かつてない規模の「ロックダウン(都市封鎖)」が実施された街、武漢。約3カ月間、1,000万の武漢市民が外出を禁じられ、外部からの人・モノも完全ストップするなど、その徹底ぶりに世界が驚いた。ロックダウン解除直後、まだ感染リスクがある中、社員の反対を押し切って武漢に入った竹内監督。前代未聞のロックダウンが市民にもたらしたものは何だったのか、竹内は10人の武漢市民に密着し、中国大手メディアでは報じられない真実の武漢を描き出す。本作は、2020年6月の配信直後に中国全土で大きな話題となり、再生回数4,000万回を突破した『お久しぶりです、武漢』と、その主人公たちの3年後を追加取材した特別版。月日が経てば人は変わるが、主人公達はこの3年でどう変わっているのだろうか……。
上映作品③ YouTube500万回再生作品の70分拡大版『大涼山』
あらすじ:中国で最も貧しい地域のひとつ「大涼山」。四川省の山奥にあるこの地は、中国=世界第2位の経済大国(※)というイメージとは程遠い、原始的な生活を営む少数民族が住む秘境だ。2010年に竹内が大涼山を訪れた時は、道路が無くロバに乗って村を訪れた。それから10年が経ち、竹内は再び大涼山を訪れた。同僚の新人カメラマンが最近まで大涼山でボランティア教師をしており、彼から「大涼山の現実を竹内監督に見て欲しい」と懇願されたからだ。現場に着いた竹内が目にしたのは、崖の村、スペインサッカー・レアルマドリード、そして子供達の涙……。本作は中国で2,000万回再生、YouTubeで500万回再生された《走近大凉山》のディレクターズ・カット版。 新たに追加したシーンを含め、70分の長編に再編集した。
※引用:GLOBAL NOTE発表 世界のGDPトップ10(2023年3月16日)による
上映作品④ 撮影期間3年、数百時間の素材を再編集『ファーウェイ100面相』
あらすじ:「国家安全保障に関わる」として3年前、トランプ前大統領から名指しで批判された中国通信機器企業・ファーウェイ。その後、CFOの孟晚舟氏がカナダで拘留され、半導体輸入やGoogleの使用も禁止され、米中関係が悪化するなど、国際政治の話題に上り続けて来た。しかし多くの人は知らない、“ファーウェイとは一体何をしている会社なのか”を。ファーウェイ本部と「竹内監督の撮影内容には一切干渉しない」という約束を交わした後、竹内は日本を含む世界13カ国を周り、世界各地に散らばる20万のファーウェイ社員を撮りに行く。彼らは一体何をしているのか、誰も見たことがないファーウェイ世界戦略の真相に迫る。
Profile/竹内亮(たけうち・りょう)
1978年生まれ、千葉県出身。中国・南京在住。ドキュメンタリー監督・番組プロデューサーとして、多くの映像制作を手がける。テレビ東京『ガイアの夜明け』『未来世紀ジパング』、NHK 『世界遺産』『長江天と地の大紀行』などを制作。2007年に第45回ギャラクシー賞テレビコンペティション奨励賞を受賞。2013年に中国人の妻と中国に移住し、翌年南京市で映像制作会社「和之夢文化伝播有限公司」を設立。2015年『我住在這里的理由(私がここに住む理由)』の制作を開始。日本に住む中国人、中国に住む日本人に密着し、異国の地で頑張る主人公を等身大に描く番組で、これまで200人近く取り上げてきた。中国の大手動画サイトbilibiliやYouTubeなどで公開されている同番組は日本、中国で大きな反響を呼んでおり、動画の再生回数は4年で6億(2023年4月まで)を突破。 中国最大のSNS・ウェイボー(微博 /中国版のツイッター)で2017年より5年連続で「影響力のある十大旅行番組」に選ばれる。2020年ロックダウン解除直後の武漢を取材した作品、『好久不見、武漢(お久しぶりです、武漢)』では、一日で1,000万回再生を記録。その後、『中国アフターコロナの時代』『大涼山』などの作品が相次いで発表され、大きな反響を呼んだ。中国外交部からも、新型コロナウイルス関連のドキュメンタリー作品は高く評価され、感謝の意を受けた。2021年Newsweekの「世界が尊敬する日本人100」に選出。同年、江蘇省人民対外友好協会から”江蘇省人民友好使者”杯受賞。2022年自著『架僑 中国を第二の故郷にした日本人』を発表。竹内は現在、ウェイボーのフォロワーが520万人(現時点)を超え。ウェイボー旅行関連インフルエンサーランキングでは全国1位に。(2023年1月時点)中国で絶大な人気を博す中国在住日本人の1人である。
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