10月15日、16日の2日間、泉公会堂で「第25回横浜いずみ歌舞伎公演」が開催されました。
平成8年の初公演以来、「区民手作りの本格的な歌舞伎」として、毎年開催されてきた「横浜いずみ歌舞伎」ですが、昨年、一昨年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて残念ながら中止に。「今年も中止になってしまうと伝統文化の灯が消えてしまう。次世代に継承していくには、何としても今年は開催しよう」と横浜いずみ歌舞伎保存会の皆様の熱い思いのもと、お稽古はマスク着用、密を避ける演目を選ぶなど、感染対策を講じながらの待望の開催となりました。
今回の演目は、「芝居前泉賑(しばいまえいずみのにぎわい)」。
歌舞伎の名場面や名台詞などをそろえ、武蔵坊弁慶や牛若丸、梶原景時など歴史的にも有名な人物も登場し、初めてでも楽しめる内容。セリフがちょっと抜けてしまうのはご愛敬、それ以上の熱量を役者や裏方の皆さんから感じられ、たくさんの元気をいただいた2日間となりました。4月から熱心にお稽古をされた役者の皆様、ご指導いただいた先生方、大道具、小道具、衣装、広報など裏方の皆様を含め、多くの方の思いが結集された素晴らしい「横浜いずみ歌舞伎公演」でした。
また友情出演として、「岡津太鼓」が歌舞伎に先立ち演奏され、ホワイエには歌舞伎柄の手作り相模凧が飾られ、泉区の伝統文化そろい踏みとなった公演でした。
ありがとうございました。
これからもこの貴重な伝統文化を次世代に伝えていくよう、保存会の皆様とともに取り組んでまいります。
令和4年10月20日 泉区長 深川 敦子
からの記事と詳細 ( 63.泉区の秋の風物詩「横浜いずみ歌舞伎公演」が3年ぶりに開催されました。 - yokohama.lg.jp )
https://www.city.yokohama.lg.jp/izumi/kusei/kucho/konnichiha/konku-20221020.html
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