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Monday, July 11, 2022

「最初の1行」で読者をグッとつかむ文章術 - ダイヤモンド・オンライン

きぐち

きぐち

18年目ブロガー、「副業クエスト100」管理人

高校卒業後、定職につかず、30以上の副業を実践するもすべて失敗。
コンビニのアルバイトで生活費を稼ぎつつ、「副業」をテーマにブログを始める。
記事数が100を超えるも、最初の3年間は収益ゼロ。一念発起し、ブログ運用の勉強を始める。
裏ワザや近道を探すことをやめ、徹底的なSEO対策とブログの改善により、5年目にして月収10万円を達成する。

そこからは順調に収益を伸ばし続け、2010年には年収1000万円突破。そして2014年には累計収益1億円、2020年には累計収益5億円を突破する。

しかし、常に順風満帆だったわけではなく、Googleのアルゴリズムアップデートにより、何度も収益が激減しており、そのたびにブログの刷新(ブログデザインの変更、時代に合わなくなった記事の書き直し・削除etc)を行い、高収益を維持し続けている。

基本を超徹底する王道のブログ運営は、他のブロガーからも一目置かれ、称賛を浴びる。
NHK、Yahoo!、日経BPなど、各種メディアでも紹介実績あり。ブログ収益の一部を10年以上寄付し続けている。

副業クエスト100 https://ift.tt/e3wa6TO
Twitter @kasegu_master

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本連載の著者はブロガーのきぐち氏。コンビニのアルバイトをしながらブログを始め、最初の3年間は1円も稼げませんでしたが、7年目には年収1000万円を突破します。その後、収益激減を何度も経験しながらも、ブログだけでトータル5億円以上稼いできました。きぐち氏のブログ運営ノウハウをすべて盛り込んだ初著書、『ブログで5億円稼いだ方法』の刊行を記念して、本書の内容を一部公開します。

「最初の1行」で読者をグッとつかむ文章術Photo: Adobe Stock

「最初の1行」で読者をつかむ文章術とは?

「ブログの書き方がよくわからない」「読みやすいブログが書けない」。

 ブログ初心者によくある悩みですが、コツさえ押さえれば「読みやすいブログ」は誰でも簡単に書けるようになります。

 本日は僕がブログを書くときにいつも使っている「読みやすいブログがスラスラ書けるテンプレート」を紹介します。

 1000記事以上書いてたどり着いたテンプレートなので、「ブログの書き方」に悩んでいる人はぜひ使ってみてください。

 ブログを書いているうちに「何を言いたいのかわからなくなってしまった」という人は多いです。

 これは「読者ニーズ」を洗い出さずに、いきなりブログを書いてしまうからです。記事を書く前に「読者の問題」や「解決策」を書き出すことで、シンプルで伝わりやすい文章になる上、記事を書くときも迷わずに書けるようになります。

 記事はいきなり書かず、まずは次の「書き出しテンプレート」を使って「読者ニーズ」を書き出してみましょう。

4つの読者ニーズを考える

 例えば、「ブログライティングに関する記事」を書く場合、次のような読者ニーズが考えられます。

①読者が抱えている問題は?
● ブログの書き方がよくわからない
● 読みやすいブログが書けない

②この記事を読むとどうなる?
●「読みやすいブログ」が簡単に書けるようになる

③具体的な解決策は?
●「読みやすいブログがスラスラ書けるテンプレート」を使う

④解決できる理由と根拠は?
● 1000記事以上書いて「ライティング」を研究してきたテンプレートだから

「あれ、さっき同じような文章を読んだな……」と感じたと思います。この項目の「書き出し部分」を見てもらえるとわかるように、実はこの4つをまとめるだけで「記事の書き出し」が完成します。下図を見てください。

「書き出し」はタイトルと同じくらい重要

 セールスライティングで有名なジョセフ・シュガーマン氏の言葉に「1行目の目的は2行目を読ませること。2行目の目的は3行目を読ませること」というものがあります。

 これは「滑り台効果」とも呼ばれ、一度読み始めると止まらなくなる「滑り台」のような文章を目指すことが大切です。

「結論は最後に書いたほうが長く読んでもらえるのでは?」と思ってしまいがちですが、前置きがだらだら長いと、ユーザーはすぐにブラウザバックしてしまいます。

 読者はとにかく早く答えを知りたいので、「読者の問題」→「記事を読むベネフィット」→「具体的な解決策」→「解決できる根拠」と、書き出しですべてを伝えることで「離脱数」が抑えられ、本文へと読み進めてもらうことができます。

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