ラグビー日本代表は17日、ウルグアイ代表とのテストマッチ第1戦(18日、秩父宮)に向けた前日練習を秩父宮で公開した。今夏4試合行われるテストマッチにおいて、同戦だけは代表予備軍となるナショナル・デベロップメント・スコッド(NDS)から登録メンバー23人を選出。リザーブから出番に備える32歳のフッカー日野剛志(静岡)が取材に応じ、2軍から代表本隊への昇格へ覚悟を示した。
この日は軽めの調整で汗を流し、攻撃の流れなどを確認。今月3日からは大分県別府市での強化合宿で鍛錬を積み「内容の濃い時間をグラウンド内外で過ごし、良い準備ができた」と充実ぶりを語った。
来年に迫ったW杯フランス大会へ懸ける思いは「人一倍大きい」という。日野は19年、フランス1部リーグのトゥールーズでプレー。そのトゥールーズは、日本代表がW杯でベースキャンプ地とすることが決まっている。「自称“トゥールーズで一番有名な日本人”だと思っている。もし、(W杯でメンバー入りして)行くことができたら、トゥールーズのフランス人は絶対に日本を応援してくれる自信もある」と笑いつつ、「凱旋の場でもあるので、しっかり期待に応えたい」と思いを口にした。
“凱旋”するためには、日本代表の厳しいポジション争いで生き残らなければならない。まずは、今後のテストマッチとなる25日のウルグアイ第2戦(福岡・ミクニワールドスタジアム北九州)、7月2日のフランス第1戦(愛知・豊田スタジアム)、同9日のフランス第2戦(国立)に出場するため、宮崎合宿中の代表本隊へ合流することが必要だ。日野は「リザーブ全員でインパクトを与えたい。ラストチャンスだと思って与えられた役割を果たす」とアピールを誓った。
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