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2022.2.7 Youは何しに日本へ?
日本を訪れる外国人たちを、空港や街でアポなしインタビュー! そのまま密着取材を行う「YOUは何しに日本へ?」(夜6時25分~)。今回のテーマは、「キラキラきらめく!ニュースターを激写SP!」。2022年のニュースターYOUのミラクルな瞬間がウレピー95分で、はたしてどんな面白YOUに出会えるのか?
空港を飛び出し、街や会社で声をかけたYOUが、日本で初体験したいことを番組が全力サポートする「YOUが日本で初体験したいことは?」。
「アストロスケール」社内で声をかけたのは、ニュージーランド出身のキーランさん(27歳)。こちらは、宇宙ゴミを取る装置を飛ばし、宇宙の掃除に取り組む世界初の民間企業。昨今では宇宙のゴミ対策が急務となっているなか、アストロスケール社は独自のゴミ回収装置を開発した、業界では超有名な会社だ。
「ニュージーランドでは毎晩のように満天の星を眺めてたよ」と話すキーランさんは、宇宙好きが高じ、2年前にこの仕事に就いた。さらに、「ニュージーランドでは流星群の日には流れ星が70個くらい見えるんだ! "宇宙の仕事ができますように"っていつもお願いしてたよ」と、目を輝かせる。
実は来日前までロケット開発のエンジニアを勤めていたが、宇宙ゴミの危険性を知って今の会社へ転職&来日を決意したという、根っからの宇宙好きだ。そんな彼に日本で初体験したいことを聞くと、「ニュージーランドでは星空を写真で撮ってたから、どこか日本らしい場所で星空を撮ってみたい!」ということで...。
後日ご自宅にお邪魔すると、仕事部屋に飾られたご自慢のアイテムを見せてくれた。そのひとつが、ニュージーランドで初めてロケットを飛ばした時に作られた、国の記念切手の発売チラシ。
なんと、その中の切手の1枚は、キーランさんが撮影した写真なんだって、スゴい!
さらに、ニュージーランドのワナカ(湖から木が生えた有名な写真スポット)を撮影した星空写真も圧巻。撮影日はマイナス2度の極寒だったが、パンツ一丁で湖に入り、30分粘って撮った作品だとか。しかしながら、来日してから約2年、一度も星空撮影に行けていない。そこで番組Dが、キーランさんの初撮影を全力で叶えたいと申し出ると、喜んでくれたので密着決定!
後日、埼玉県飯能市で合流して向かったのは、日本で最も有名なプロ星空写真家・成澤広幸さんのご自宅。各地で星空撮影のセミナーを行い、写真コンテストの審査員も務める成澤さんに、最高のローケーションを教えてもらうためだ。
数あるスポットの中で、キーランさんがすぐに目を留めたのは「天空の鳥居」。赤い鳥居の奥に富士山がそびえ、誰が見ても日本だとわかるエリアだが、夜間は立ち入り禁止で敷居が高い。ここで広澤さんのお力を借り、管理人の方に撮影交渉をしてもらうと、まずは撮影許可を取ることに成功!
成澤さんにお礼を伝え、後日、朝から山梨県・富士河口湖町へ向かう。この日は雲ひとつない快晴に恵まれ、「どんな写真が撮れるかワクワクが止まらないよ」と、期待が高まる。そこへやってきたのは、この日のために番組が用意したキャンピングカー【全力サポート①】!
寒空の下、長時間の撮影に備えた手配に、キーランさんも大喜びしてくれた。
現場に向かう途中、手打ちうどんの「麺許皆伝」さんで山梨県の郷土料理「吉田のうどん」をごちそうし、長丁場の腹ごしらえ【全力サポート②】。
つゆまで飲み干して大満足したあとは、キャンピングカーでいよいよ撮影スポットへ。「こんなスゴい場所で撮影できるチャンスはないから絶対にいい写真を撮ってみせるよ!」と、モチベーションも爆上がりだ。
ついに目的地に到着すると、富士山をすっぽりと包む鳥居の絶景に、「完璧だ!」とテンションが上がる。ご神体である富士山の全体像を拝める場所として建てられたここは、本来夜間の立ち入りは禁止。今回は特別に許可いただけたのだから、絶対にチャンスを活かしたいところだ。
気になる構図も、「富士山と鳥居が中央で、そこから見上げると星が写る縦長の写真にしようと思う」とバッチリ。しかもこの日は月が半月以下のため暗く、絶好の撮影日和ときている。キーランさんは、最高の1枚が撮れるよう、鳥居にお辞儀をした。
が、ここで問題発生...。なんと急に雲が広がってしまい、富士山も星空も隠れてしまったのだ。タイムリミットは明るくなる前の朝4時。ここからはひたすらチャンスを待つしかないが、撮影開始から4時間たっても、シャッターは一度も切れぬままだった。
気温もマイナス1℃になったところで、番組Dがキーランさんに熱々のホットコーヒーを差し入れ【全力サポート③】。雲は晴れないが、キーランさんは待機時間も楽しんでいるようだ。しかしその後も雲は晴れず、午前4時まで残り3時間...。「勝つ夜もあれば負ける夜もある。今日は負ける夜みたいだ」と寂しげになってきたが、本当にここまでなのか...?
するとその時、「照明を消してくれ!」とキーランさんが声をあげ、闇の中で「ようやくチャンスが巡ってきた」と動き始めた。
空を見上げれば、一面の厚い雲が徐々に抜け、富士山がようやく姿を現したではないか! 7時間待ってついにシャッターチャンスがやってきたのだ! すかさずカメラのシャッターを切り、「間違いなく最高の1枚で大満足だよ!」とうれしそうなキーランさん。撮影は10分のみだが、しっかり手ごたえがあったようだ。さて、気になる写真の出来はいかに...。
こちらが大成功の素晴らしい写真! 「街の明かりに照らされた雲海がキレイで、構図が最高。こんな体験ができると思わなかったから本当に最高だよ」と、スタッフに感謝の言葉をくれたところで密着は終了。キーランさん、最高の初体験が叶って本当に良かったね!
からの記事と詳細 ( 深夜立入禁止の絶景エリアへ!写真が記念切手になった経験ありのYOU、日本一の星空を激写できるか!?:... - テレビ東京 )
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