兵庫・明石のアマチュア音楽家らでつくる市民オーケストラ「明石フィルハーモニー管弦楽団」(愛称・たこフィル)が3月21日、30回目の定期演奏会を明石市民会館(同市中崎町1)で開く。節目のステージらしく、祝祭的な華やかさにあふれたプログラムを計画。「大砲」が鳴り響くことで有名なロシアの作曲家チャイコフスキーの序曲「1812年」など4曲を披露する。(松本寿美子)
同楽団は2006年に結成。現在10~60代の男女60人が音を重ねる。指揮者の斉田好男さん(73)は「一人一人の演奏能力が高く、オケとしての音質も出来上がってきた」と話す。
07年の設立記念演奏会で選んだのも、今回と同じチャイコフスキーの交響曲第4番だった。「あの難曲を弾ける楽団にしたいという意気込みからだった」と斉田さんは振り返る。
「1812年」は、ロシアがナポレオン率いるフランス軍に勝利したことを題材に作られた。斉田さんは「お客さんに物語性を感じ取ってもらい、イケイケで終わらせず、合わせる部分をぴたっと決めたい。戦闘シーンではバスドラム(大太鼓)による『大砲』が鳴り、迫力満点ですよ」と強調。「とにかくお祭りっぽい、ど派手な曲。聴いたらすかっとします」と語る。
当日はドビュッシーの小組曲も披露するほか、松井隆司さんの指揮と坂本彩さんのピアノでショパンのピアノ協奏曲第1番や、ブラームスの大学祝典序曲も演奏する。
午後2時開演。一般1500円、高校生以下500円。チケットは明石文化国際創生財団TEL078・918・5085
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