バシャバシャと音を立てて飛び跳ねる魚、魚、魚。
水面からは数えきれないほどの背びれも見え、辺り一面、大量の魚が泳いでいる。
先週、茨城県にある常陸利根川の水門近くで撮影された映像。
撮影した人は「圧巻。50メートル後ろまで魚の跳ぶ行列があったが、ニオイがすごくて...」と話した。
現場の近くには魚の死骸もあり、ひどい臭いがしていたという。
利根川にくわしい専門家によると、この魚たちは集団ジャンプで有名なハクレン。
なぜこの場所で大発生したのかというと...。
かすみがうら市水族館・小林誠館長「(ハクレンは)産卵のために集団で川をさかのぼる習性。水門があったので、それ以上はのぼれずに...」
本来、ハクレンの繁殖時期は6～7月。
専門家によれば、2023年は例年に比べて水温が高いため、時期がずれた可能性があるという。
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