ブックスタート 贈呈図書絵本紹介
西予市では乳幼児4カ月検診時に絵本のプレゼントを行っています。
令和5年度の贈呈図書が決定しましたのでご紹介いたします。
ぜひ絵本を通して親子でゆったりした時間をお過ごしください。
いない いない ばあ
松谷 みよ子:ぶん
瀬川 康男:え
童心社:発行
日本初のあかちゃん絵本として誕生して半世紀、あかちゃんがはじめて出会う一冊として、世代を超えて読み継がれています。
作家の松谷みよ子さんは「あかちゃんの文学」をつくろうと、この絵本を誕生させたそうです。
「松谷みよ子 あかちゃんの本」は全9巻。
へっこ ぷっと たれた
こが ようこ:文
降矢 なな:絵
童心社:発行
あかちゃんをあやすとき、背中をそっとトントン。
あのゆったりしたリズムは、わらべうたのリズム。
あかちゃんをひざの上でだっこして、おひざでポンポン。
リズムをとりながら読んでください。
からだと心で感じる絵本です。
「わらべうたでひろがるあかちゃん絵本」は全3巻。
今月のおすすめの1冊
1まいのがようし
長坂 真護:著
あかね書房:発行
ガーナのとある村では、子どもたちはゴミ集めをしてお金をもらいます。その金額は1日働いて日本円で20円です。ある日、その村に絵描きが現れて「絵描きになりたければ20円で画用紙を買いなさい」といいます。それを聞いた3人の子どもがとった、それぞれの行動とは・・・?
この絵本に登場する男の子、ベンとオスマンとエル。
3人はおなじ提案をされますが、それぞれ違った行動をおこします。
読み終わったとき自分ははたして誰と同じ行動をするだろう?と考えさせられます。
作者の長坂真護が2017年6月に「電子ゴミの町」として有名なガーナのアグブロシーを訪れ、子どもたちに絵を伝授した体験が題材になっている絵本です。
彼は、先進国が捨てた電子機器を燃やすことで生計を立てている人々と出会ったことで、「我々の豊かな生活は、こうした犠牲のもとに成り立っている」という真実を世界へ伝えたいと決意し、現地の廃材を取り入れた美術作品の制作をはじめました。
その売り上げで1000個以上のガスマスクをガーナに届け、現在はリサイクル工場の設立のほか教育や農業にも力を注ぎ、持続可能な経済活動を目標とした事業を展開されています。
からの記事と詳細 ( 【報告】図書館だより6月号/西予市 - 西予市 )
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