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Thursday, September 29, 2022

「どこまでこの街?」 ~自分が思い描く街の範囲を「Google マップ」で表現・見比べるWebサービス - 窓の杜

 「やじうまの杜」では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。

「どこまでこの街?」

 この間見かけた「どこまでこの街?」というWebサービスが楽しかったので、今日はそれをご紹介したいと思います。

 たとえばですが、「京都」という地名を耳にしたとき、人々が想像するその領域は結構異なるものです。歴史的な観点で言えばかつての平安京の領域こそが元々の「京都」となるでしょうが、右京がなんだかんだであまり発展しなかったり、戦争や災害の結果、現在「京都」と言われて多くの人が想像する領域は少し東寄りで、縦長になっていると思います(いわゆる、豊臣秀吉が築いた「御土居」の範囲)。

比較的過激な「京都」の定義

 そういう方にとってはJR京都駅が「京都」の端というイメージですが、外から旅行にきた人はまさに京都駅こそが京都の玄関口であり中心。少し外れた有名な観光地も「京都」に含めるので、「京都」の範囲はもうちょっと大きくなるでしょう。

 また、大学時代住んでいた人であれば自分の大学・下宿の周辺なども「京都」だと感じていると思います。山科に家を買った人は、山科も「京都」に含めてほしいと思っているかもしれませんね。

ちょっと南に長い気はするけど、個人的にあんまり違和感を感じない「京都」の定義

 そんな、みんながそれぞれに抱いている「京都」の領域をマッピングしてもらい、それを見比べてみようというのが、今回紹介する「どこまでこの街?」です。「京都」の「どこまでこの街?」マップを見てみると、

  • 歴史的な経緯から「京都」の区域を論じる人(「洛中だけが京都だよ」な過激派)
  • 府や市などの行政区域を「京都」とみなす人(京都府・京都市が京都でええやん)
  • 伏見や山科と「京都」を分けて考えている人(あっちはちょっとちゃうねんなー)
  • 名所などの印象から多数が想像する「京都」を推定している人(伏見稲荷は京都って感じある)
  • あくまでも自分の感覚を重視する人(京都に住んでるわいがいつも行くところが京都)

などさまざまなのがわかります。

みんなが感じる「京都」の範囲は結構さまざま

 もちろん、本サービスは京都以外の町にも対応しています(もともとは「東京はどこまで?」というのが始まりだったようです)。

 みなさんも、自分が住んでいる街のマップや、興味のある地域のマップを覗いてみてはいかがでしょうか。町田は東京? 神奈川? 気になりますよね、ぜひチェックしてみましょう!

「秋葉原」の領域を議論する人たち
「神奈川」の領域。さぁ、町田はどっちに含まれる?
画面下のワードクラウドから気になる街をピックアップしてみても

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