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Sunday, July 17, 2022

シャネル、エルメス、グッチ…「革新機構」の時計4選|NIKKEI - Nikkei.com

MEN'S EX

自社でムーブメントを製造できるマニュファクチュール体制を整えるなど、近年ファッション系の高級メゾンブランドの時計作りが、すさまじく進化を遂げていることはご存じだろう。今年も時計の老舗を凌駕(りょうが)するほどの革新機構が続々登場。もちろんどれも一目で出自がわかるアイコン性の高いデザインを備え、ディテールの隅々までメゾンの透徹した美学が行き届いている。美しく、そして他者に明確に差をつけるオーラに満ちた時計が欲しいのなら、最高のチョイスだ。

CHANEL(シャネル)

J12 ダイヤモンド トゥールビヨン

ダイヤきらめく自社製トゥールビヨン

メゾン初の自社製トゥールビヨンを搭載。針やリューズ、そしてキャリッジ中央にはきらめきながら回転するダイヤモンドをあしらい、漆黒のJ12をミステリアスに演出している。自動巻き。径38㎜。高耐性セラミック+SSケース&ブレスレット。世界限定55本。1243万円。発売中。〔シャネル(カスタマーケア)〕

HERMÈS(エルメス)

アルソー ル タン ヴォヤジャー

幻想的な地図の上を時計が旅するユニークなデュアルタイム

文字盤の地図は、エルメスのスカーフの有名な絵柄“乗馬の世界地図”がモチーフ。そこに置かれた時計ディスクは、ボタンをクリックするたびに円軌道を描きながら移動し、外周の世界24都市のローカルタイムを表示する。ちなみにホームタイムの時表示は12時位置の窓。非常に操作しやすく、エルメスならではのエスプリも感じさせる傑作ワールドタイムだ。自動巻き。右/径41㎜。プラチナ+チタンケース。予価344万3000円、左/径38㎜。SSケース。予価269万5000円。11月発売予定。(エルメス)

(c)Joël Von Allmen

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