「スター・ウォーズ:ギャラクティック・スタークルーザー」は、はるか彼方の銀河を舞台に、一流のサービスと一風変わった目的地で知られる豪華スタークルーザー・ハルシオンに乗船して、銀河各地を巡る――というこれまでにない「ストーリーテリング」で、スター・ウォーズという物語の中でしか見たことがなかった世界を見て、感じて、そしてその一員となりながら、自分を主人公とした独自のストーリーを紡いでいくことができる。これまでディズニーが生み出してきた数々のエンターテインメントを超える新しいコンセプトの施設だ。
■ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートからの出発
さまざまな冒険が待ち受ける2泊3日の旅は、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのスター・ウォーズ:ギャラクティック・スタークルーザー専用ターミナルでチェックインするところから始まる。
ローンチポッドに搭乗すると、いよいよスター・ウォーズの物語がスタート。頭上の窓からは、はるか上空に達したポッドがハイパースペースに突入し、豪華絢爛な巨大スタークルーザー・ハルシオンに徐々に近づく様子を見ることができる。
このハルシオンは、かの有名なミレニアム・ファルコンと同じ惑星コレリアの造船所で建造された。ポッドがスタークルーザーにドッキングしてエアロックが開くと、ゲストはまずハルシオンのメインデッキであるアトリウムに案内され、いざ出港となる。
ゲストが滞在する船室を含むハルシオンのあらゆる船窓からは広大な銀河を眺めることができ、旅の進捗と共に眺望もたえず変化。船内もくまなく探索したくなる。何かの秘密を隠すのに、あるいは誰かとの密会にぴったりな隠し部屋が見つかるかも。強さとカリスマ性を備えたキャプテン、ガッツあふれるメカニック、レジスタンスの英雄など、船内で出会う面々は、ゲストの仲間となり、ゲスト一人ひとりの旅を導いてくれる。
そして、今まで見たことがない、よりリアルなライトセーバーを操るレイなどのキャラクターたちと遭遇することも。このライトセーバーはウォルト・ディズニー・イマジニアリングの研究開発部門がデザインしたもので、これまでは映画やショーでしか見ることができなかったドラマチックな戦いを間近で見ることができる。
スター・ウォーズの世界を堪能できるさまざまなアクティビティーも用意されている。古代から伝わるライトセーバーの使い方を学び、トレーニング・リモートと対戦すれば、自分だけのフォースとのつながりを感じられるかも。
ハルシオンのブリッジでは、船内システムのほかナビゲーション、ディフェンスなどの操舵術を学ぶことができる。冒険の連続となる銀河の船旅では、これらのスキルが役立つかもしれない。
旅の楽しみの1つでもある食事の場となるのが、クラウン・オブ・コレリア・ダイニング・ルームと呼ばれる魅惑的なナイトクラブ。この明るく温かな雰囲気のホールは日々のブレックファストやランチサービスのほか、夜には異世界の料理とお馴染みの料理両方に対応した豊富なマルチコースメニューが提供される。
日によって、夜のディナーでは銀河のスーパースターによるライブパフォーマンスを見ることもできる。ここで登場するのが紫色の肌を持つトワイレックの女性で、観客は宝石で飾られた指の動き1つで心を奪われることだろう。
また、惑星バトゥーへの小旅行(ディズニー・ハリウッド・スタジオのスター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ訪問)では、レジスタンスの秘密基地を探しながらブラック・スパイア・アウトポストの曲がりくねった小道を探索してみよう。
ゲストの冒険は、旅の途中で出会うスター・ウォーズのキャラクターやハルシオンのクルー、そしてその他の乗客との交流を通じて、さまざまな選択をしながら変化し、ゲストはこの物語だけでなくより広範なスター・ウォーズ・サーガを構成する一員となっていく。数々の選択によってゲストは自分自身の運命を切り開いていくことになるが、その中には銀河の命運を左右する選択もあるかもしれない。
そんなはるか彼方の銀河への冒険に思いを馳せつつ、まずは安心して渡米できる日が来ることを、COVID-19の収束を願ってやまない。
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