現地時間4月17日に執り行われたフィリップ殿下の葬儀に参列したキャサリン妃は、厳粛なブラックの装いにエリザベス女王から貸与されたパールのジュエリーを身に着け、女王に対してさりげなく敬意を払った。 キャサリン妃が身に着けたパールのドロップイヤリングと、4連のパールのチョーカーは共に、かつて義理の母であるダイアナ妃も着用したもの。 【写真】英国ロイヤルファミリーが魅せる、パールジュエリーBEST20 ローラン ムレによるブラックのドレスに合わせた4連のパールのチョーカーは際立った存在感を放ち、洗練されたルックを演出。 ロイヤルジュエリーに詳しいウェブサイト『The Court Jeweller』によると、4連のパールとダイヤモンドの留め具が特徴的なこのチョーカー、パールはなんと1970年代にエリザベス女王が日本を訪問した際に日本政府から女王へ贈られたものであり、その後、王室御用達ジュエラーのガラードによってチョーカーにアレンジされたという。
エリザベス女王は1980年代にバングラディッシュへのロイヤルツアー時にこのチョーカーを身に着けており、その後、1982年にダイアナ妃がオランダへ公式訪問した際にもこのジュエリーを貸し出している。 キャサリン妃は2017年に、エリザベス女王とフィリップ殿下のご成婚70周年記念式典にてこのチョーカーを着用。ネックレスの背後にあるセンチメンタルな裏話を考えると、このほどキャサリン妃が故フィリップ殿下を讃えて再び着用したのも不思議ではない。
イヤリングにもまた感動的なストーリーがある。1947年、エリザベス女王がフィリップ殿下とご成婚した際、バーレーンの君主からご成婚祝いとして贈られたのが、このイヤリングだ。 ダイアナ妃はかつてオランダ訪問した際の晩餐会にて、上記の4連チョーカーとこのイヤリングを着用。キャサリン妃もまた2016年、英連邦各国で戦死者を追悼するリメンバランス・サンデーの式典にて着用している。 葬儀の数日前、ウィリアム王子は、キャサリン妃と子どもたちを代表してフィリップ殿下に心からの賛辞を送った。 「祖父と妻が長年にわたって親しく交流できたこと、そして祖父が妻に見せてくれた優しさにいつも感謝しています。子どもたちも曾祖父の馬車に乗せてもらい、彼のその冒険心と茶目っ気のあるユーモアを体験した特別な思い出を、決して忘れはしないでしょう!」
Translation: Harper's BAZAAR 編集部 From Harper's BAZAAR
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