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Tuesday, August 25, 2020

コロナでストレス、3つの兆候とは 精神科医に聞く不安との向き合い方「受け流すのも大事」(西日本新聞) - Yahoo!ニュース

 残暑が厳しい中ですら、新型コロナウイルスの感染が拡大し、全国の累計感染者数は6万人を超えた。感染拡大が長引く中、その不安やストレスと、私たちはどう向き合えば良いのか。精神科医の宮田雄吾・大村共立病院副院長に聞いた。 【画像】「自粛警察」の事例4つ

-感染拡大が長期化している。感染を防ぐ一方、私たちはそのストレスにもさらされる。兆候は何か。

 一般的な兆候は三つのうちのどれかだ。一つは、特に子どもに傾向が強いが、心が悲鳴を上げたときに、食欲がなくなる、頭が痛い、眠れないなど、体の不調が最初に現れる場合がある。二つ目は行動が不安定になることだ。家族の中でけんかが増えるとか、じっとしていないとか。もう一つは、成熟した大人に見られる、落ち込みや不安など精神的症状だ。

-ストレスをためないようにするには。

 まず体調を整えること。十分な睡眠時間の確保や定期的な食事、ほどよく体を動かすというのが基本だ。ストレスを受ける物事自体を減らすのも重要。仕事など自分一人ではきついことを周囲に頼んだり、手伝ってもらったり。あれこれあるときは順番を決めて一つ一つこなすとか。  精神科では、自律神経が過度に不安定なときは薬を使って緊張をほぐし、体の反応が過剰に出ないようにする治療も行う。  受け流すのも大事。コロナ禍が不安でも「感染者の約半数は無症状」とか考え方を切り替えるべきだ。冷静な第三者と話し合えば思い詰めるのも減る。

-子どもたちが心身のバランスを崩した場合、どう向き合えばよいか。

 休校中に生活リズムが壊れ、昼夜逆転の状態になってリズムを立て直せず、学校に復帰できない子どもの相談はある。登校日が急に休校となるなど予定変更も多い。  自閉傾向の子どもには予定が変更されることに弱い場合もあり、心が不安定になりがちだ。今は確かにきついけど、周囲の大人が「大丈夫」と安心した姿を見せることが子どもの不安を取り除く上で大切だ。

-「自粛警察」と呼ばれる動きも。過剰な批判や反応にはどう向き合うか。

 周囲から注意を受けていたのに、知らんぷりして行動する人は確かにいる。軽率さが原因で感染したならばまずは反省し、そこから学びを得てほしい。そして周囲にはその人の成長を期待すべき。寛容な社会が求められている。  自粛を徹底したのに感染した人は本当に気の毒だ。こういう人は感染したからといって謝る必要はない。むしろ周囲の支えが大事で、本人に悪くないことを伝え、「大変だったね」といたわれば絆も強まるはず。

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