高級自動車メーカー「フェラーリ」の日本法人が、F1の会場となることでも有名な鈴鹿サーキットを“出禁”になっていたことが「週刊文春」の取材で分かった。
社長が“あるトラブル”を起こした
フェラーリの現役社員が語る。
「6月29日、30日の両日、『FERRARI RACING DAYS 2024』を鈴鹿サーキットで行いました。日本各地からオーナーやファンが集う年に一度のフェラーリのお祭りです。その初日、弊社のドナート・ロマニエッロ社長があるトラブルを起こしてしまって……」
ドゥカティやアウディといった名だたる企業を経て、フェラーリの日本法人に入社したロマニエッロ氏は、2023年から社長を務めている。
「通常、現地法人の社長はフェラーリ本社から派遣されてくるのですが、現地採用のロマニエッロ氏の社長就任は異例のことです」(経済部記者)
「鈴鹿サーキットでイベントは開催させない」と通告された
本社の覚えもめでたいというロマニエッロ社長が鈴鹿サーキットで起こした事件は思わぬ事態を引き起こす。
「鈴鹿サーキットから、社長の行状を理由に『今後、鈴鹿サーキットではフェラーリ日本法人のイベントは開催させない』と通告されてしまったのです」
モーターレースの聖地を“出禁”になったフェラーリ日本法人。社長はいったい何をしでかしたのか――。
7月17日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および18日(木)発売の「週刊文春」では、フェラーリ日本法人と鈴鹿サーキットの間で起きたトラブルの詳細、ロマニエッロ社長が記者の直撃に語った“言い訳”などを詳しく報じている。
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