「和食」が2013年にユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に登録されてから約10年。海外で日本食料理店が数を増やし、客の舌が肥えるにつれて、店を支える「裏方」ともいえる日本食材の卸業者の存在感が増している。
美しいビーチが有名で観光客も多い米カリフォルニア州サンタモニカ。大通り沿いの店では、日本酒、豚の角煮、そばなど、さながら日本にいるようなメニューが味わえる。客の目の前で炙(あぶ)る「しめさば」が人気だ。
この日本食料理店「Takuma(タクマ)」には、店主の鈴木拓磨さん(50)の、「自分が食べたいと思った」メニューがずらりと並ぶ。高級店も多い土地柄だが、この店では、ランチの「豚のしょうが焼き定食」が20ドル未満で味わえる。
来店客のうち、移住や観光で訪れたという日本人は、現地住民に比べ少ない。
鈴木さんは30年近く米国で料理人をしているが、日本食の人気が年を追うごとに高まっていると感じる。最近では、幼少期から日本食に触れてきた「スシネイティブ」ともいえる世代が増えてきたという。
それだけに、単に日本食の看…
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