遠回しに入信を勧めてきて…
人口の6割以上が「特定の宗教を信仰していない」と言い、人口に占める無宗教の割合が高い、世界でも有数の「無宗教国」と認定されている日本だが、その実、350~400の新興宗教団体が存在する。
「2割の日本人が新興宗教関連のトラブルを経験したことがある」というデータも存在するが、新興宗教問題に詳しい弁護士によれば、もっとも多いのが霊感商法や信仰に伴う金銭トラブルで、次に多いのが脱会に関すること、そして「強引な勧誘による」人権侵害だという。
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「新興宗教の勧誘がご近所トラブルになることもあります。『宗教に関連する冊子を強引に買わされた』『騙されて集会のようなものに連れて行かれた』などですが、皆さん『ご近所と揉めたくない』という思いがあったり、『悪気はないと思うから』と、強く抗議できないんですよね。かと言って、曖昧な態度でいると勧誘はエスカレートしますし、最終的に対立することになります」(弁護士)
とある地方都市に住む遠藤美樹さん(仮名・44歳)は、「私が離婚し、母子家庭になったタイミングで、A子はやってきました。新興宗教の信者として近所でも有名な女性で、『離婚して不幸になったのはアナタの業のせい』と決めつけ、遠回しに入信を勧めてきました。完全スルーを決め込んでやり過ごそうとしたのですが…」という。
これまで年齢性別問わず、5000人以上から、個々が抱えるあらゆる悩みを取材してきた清水芽々氏が、『離婚した44歳女性のもとにやって来たのは、近所でも有名な新興宗教の信者の女…「離婚して家族が不幸になったのはアナタの業のせい」』に続き、リポートする。
からの記事と詳細 ( 近所でも有名な新興宗教の信者に、誰にも話していない我が家の秘密が筒抜けに…勧誘のためなら手段を選ばない ... - 現代ビジネス )
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