右折し外側の第1、2車線を走る車=鹿児島市東郡元町の産業道路入口交差点(下畠朋香撮影)
鹿児島市東郡元町の産業道路入口交差点に向かった。産業道路から鴨池方面に右折する2車線が該当箇所。右折し国道に合流すると3車線になっている。右折後は外側の第1、2車線に入るように破線が引かれ、車は順調に流れていた。
何度も通ったことのある道だが、どこが変わったのかピンとこない。管理する九州地方整備局鹿児島国道事務所に尋ねた。
重草通・交通対策課長によると、これまでは右折後、車が内側の第2、3車線に入る形で線が引かれていた。6月に現在の形に変更した。
変更の理由は、合流後にある交差点の存在だ。約200メートル先の郡元町交差点は、県庁方面の右折レーンに並ぶ車が多い。これまでは第3車線へ右折後、先の信号の右折待ちで滞留する車の列を避けるため、無理な車線変更をする車が多かった。
実際、産業道路入口交差点では2016~19年度の4年間で10件の接触事故が起きている。変更後は走行車線の偏りが解消し、朝夕など混雑時間帯の渋滞も軽減したという。
県警交通規制課は「右折後どのレーンに入っても道交法上問題はない。だが、破線に従って運転することで接触は防げる。周囲の状況に気を配りながら譲り合いの心を持ってほしい」としている。
からの記事と詳細 ( 渋滞で有名な産業道路入口の丁字路交差点…路面表示をちょっと変えたら流れがスムーズに 鹿児島市 | 鹿児島のニュース - 南日本新聞 )
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