ここがポイント:この漫画も実は結構グローバルニッチトップ漫画なんじゃないか説が浮上してきました
みなさん、おはようございます。
なんか大人になるとっていうか、世の中的には「安定している」っていうことが一つのステータスみたいになってるというか、安定していイコール社会的にあまり信頼ならないみたいなイメージがどっかしらありますよね。
でも意外とそれってイメージだけの世界だったりもするんですよね。例えばめちゃくちゃ有名な会社だからといって安定しているわけでもなかったり、逆に結構な規模で不正してるのがバレちゃって有名だっただけにダメージがでかいとか、有名だったことが不利に働くこともあったりしますし、安定していたところがいきなり不安定になると誰も対応策を知らなくてパニクって自滅しちゃったりとかもありそうな話ですよね。
そんな中で、世間的には全然知名度とかはないし小さい会社だけど、唯一無二の世界トップレベルの技術を一つだけ持ってて、その小さい会社がないと結構な数の大企業が路頭に迷うことも実はあったりするらしいです。まぁ、技術の種類にもよりますけど、むしろその方が需要が枯れることもなくて、時代の流れにもあんまり影響受けなくて、アップダウンがあんまりなくて安定してるってこともあるんですよね。そういう会社をグローバルニッチトップ企業って呼んで、経産省が認定してたりするらしいです。なんか経産省に認定されたらそれはなんか安定しているような気がしちゃいますよね。
そもそもパイが大きいところで一番を取るのってめちゃくちゃ大変な割りに、一番になった後の競争も激しいだろうから、どんなに才能がある人でも一位に君臨し続けるのは難しいと思いますよね。そう考えると、そもそも競争相手があんまりいないところを狙って、そこで一番でいるっていうのは戦略的に考えて結構賢いし、むしろ心配性な僕好みのやり方だなって思っちゃいます。
そういえば、何の競技だか忘れちゃいましたけど、オリンピックの選手で「他の競技はライバルが多すぎて二十歳をすぎてからオリンピック選手になることはほぼ不可能ですが、この競技はそもそも競技人口が少ない上に、本当に運動神経の良い人たちは野球とかサッカーとかそういったメジャーなスポーツに行くので、この競技だったらオリンピック選手になれそうと思ってこの競技を選びました」って人がいて、それも一つの人生の生き方だなって思って、この人なかなか周りの景色が見えてるんだなって感心したことがありました。
でも、よく考えると、二週間に一度というペースではありますけど、僕の漫画はこうして安定して連載が続けられているし、データ活用とかDXとかをテーマにした四コマ漫画ってライバルがいないブルーオーシャンでオンリーワンイズナンバーワンなので、この漫画自体も僕自身もグローバルニッチトップ認定を受けてもおかしくないような気がしてきました。そう思うとありがたい立ち位置だなって感謝の気持ちが湧いてきました。みなさん、ありがとうございます。これからもぜひご贔屓に(笑)。
えっと、今回も毎度のように中身があるようなないような話になっちゃいましたけど、それも一つの安定なのかなって思って開き直って今日も生きてます(笑)。
そんなわけで、また二週間後にお会いしましょう。さよなら!
(時田大夢)
作者:トツカケイスケ
埼玉県生まれ/東京都在住
明治大学理工学部卒業、デザイン制作会社にてグラフィックデザイナー・イラストレーターとして勤務し、2004年に独立。
「タイムくん」の漫画は、そんな作者のITへの予備知識やデザイナーとしての情報整理、イラストレーターとしてのスキルとシュールな性格が掛け算されて生まれています。
普段は本作とは違う3つの作風(コミカル・キュート・クール)を持ち、子供をモチーフにしたシニカルな作品で海外の展示にも多数出展。
https://www.totsunet.com/
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