サッカー日本代表「森保ジャパン」は、今年9月にドイツ代表と対戦する。FIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)以来の再戦を前に、代表OBの内田篤人氏がMF三笘薫(ブライトン)やMF遠藤航(リバプール)らの人気度について語った。
森保ジャパンは昨年のカタールW杯で大躍進。W杯優勝経験を持つドイツ代表やスペイン代表相手に勝利すると、決勝トーナメント1回戦でも強豪クロアチア代表相手に善戦。PK戦で敗れてベスト16で大会を後にしたが、三笘をはじめカタールW杯でプレーした日本代表選手の活躍ぶりは、今でも話題になっている。
日本サッカー協会は8月31日、9月10日未明(日本時間)のドイツ戦や12日夜のトルコ戦に臨む代表メンバーを発表。MF鎌田大地(ラツィオ)やMF久保建英(レアル・ソシエダ)らカタールW杯出場選手がほぼ揃って名を連ねただけに、日本代表への関心度が再び高まっている。
そんな中、内田氏はMF本田圭佑(無所属)やMF香川真司(セレッソ大阪)らが中心メンバーだった時に代表チームと比較。自身の冠番組であるDAZN制作『フットボール・タイム』で、以下のようなコメントを残している。
「ロシアW杯の前は『A代表の選手って誰?』という状況だった。サッカー知っている人だったら分かるけど、サッカー知らない人は『本田圭佑、長友佑都、香川真司』で止まっている」
「(カタールW杯後に)あれだけ盛り上がったら『三笘薫、遠藤航、鎌田大地』って(知らない人でも名前が)出てくる。やっぱりW杯で勝つということは、日本サッカーのために大事なこと」
カタールW杯と2018年開催のロシアW杯の成績は、ベスト16と一緒だ。しかしグループリーグで対戦した相手や決勝トーナメント進出の過程を踏まえると、カタールW杯の方が世間に与えたインパクトは大きいと考えられる。
本田、香川らとともに長年にわたり日本代表を支えてきた内田氏。カタールW杯での成績を改めて評価するとともに、現日本代表選手のさらなる活躍を願っている。
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