「成長しないダメな家康」 松本潤が語る「どうする家康」の醍醐味 ... - 朝日新聞デジタル

　「ダメで人間くさい」。NHK大河ドラマ「どうする家康」（8日スタート、日曜夜8時）主演・松本潤は、自らの役どころをそう言い切る。日本史で一番有名な人物・徳川家康にどう挑むのか。1年を通して演じきる醍醐（だいご）味とは――。

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　40歳を迎える節目の年。偶然にも、自身が生まれた1983年の大河ドラマは滝田栄主演の「徳川家康」だった。「このタイミングには縁を感じます」

　臆病で、恐れのあまり本陣から逃げ出す。織田信長（岡田准一）ら強烈な武将たちや、我の強い家臣団に振り回され、たびたび頭を抱える。英明果断な「神君」像とはかけ離れた情けない人間像が、これでもかとばかりに描かれる。「この家康はそう簡単に成長しないんです。ダメで人間くさい」

徳川家康の長い一生を幼年期から描く「どうする家康」。1年がかりで演じるからこその醍醐味も語る。役作りにあたり目を通したという漫画もあるそうで――。

　演じる前は、「皆さんが思い…

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