時代をさらに遡って、パリでもっとも古いカフェがオデオンにある「ル・プロコープ」です。シチリア出身のプロコピオによって1686年に開かれた店で、創業当時はトルコから伝来したコーヒーを飲ませる店だったため、今ではパリ最古のカフェといわれています。
ル・プロコープは豪華な内装で、当時多くの人を集めました。18世紀には作家やジャーナリストたちが集う店になっており、ナポレオンも訪れたそうです。店内の階段を上がった2階には、当時ナポレオンが勘定代わりに置いていったといわれている帽子が今も残され、飾られています。
現在は18世紀の内装を再現したレストランとして営業しています。博物館のようなインテリアの店内ではオニオングラタンスープ、コック・オ・ヴァン(鶏のワイン煮込み)といった古典の定番フランス料理を楽しめます。
これら老舗店は店構えやインテリアだけでなく、出される料理も今流行りの軽めのフランス料理と比べると重いものが多く、そこにも歴史を感じられます。店の装飾以外に味覚も含めて楽しんでみてください!
監修:地球の歩き方
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