今週初めにブリトニー・スピアーズは赤いビキニを着たセルフィーをアップ。「賞を取って、インスタグラムで自分の体を見せないという信念を語る女性の神経って最高じゃない?!」とコメントした。ブリトニーは続けて「彼女たちは『そういうことを私はしない』っていうけれど、400万ドルの予算でホームメイドのアイスクリームを吸ったり舐めたりするビデオを作る人たちなんだよ!」と綴っている。
「だから私は今度、予算をかけたビデオでロリポップを舐めといて、自分の体を露出する他の女性たちを辱めるような正義ぶったスピーチする人を見たら偽善者になるなと言いたい」「なぜあなたがやっているのと同じように注目を集めようとする女の子たちに敵対するのよ? 彼女たちは何も持っていないのに」。
名前は出していないけれど、ブリトニーが非難しているのはセレーナ・ゴメス。セレーナが2016年11月にアメリカン・ミュージック・アワードで「もっとも好きな女性ポップ/ロックアーティスト」賞を受賞したときのスピーチのことを言っている。2016年9月から活動を休止していたセレーナはスピーチでもそれに言及。「みんなをがっかりさせたくなかったから続けていたけれど、最後には自分を傷つけることになってしまった。活動を休まなくてはならなかった。すべてを手に入れていたけれど心が完全に壊れてしまっていたから」「私はインスタグラムでみんなの体を見たいとは思っていない。あなたの心の中にあるものが見たい。私は誰かに認めてもらおうとしていないし、そういう許可も必要としていない」。最後に変わらない愛を捧げてくれるファンに感謝していた。
最近のブリトニーがインスタグラムに大胆なヌードセルフィーを次々とアップしているのは有名な話。6年前のスピーチではあるけれど、セレーナの「インスタグラムで〜」の部分が自分の行動への批判だと思ったもよう。セレーナは2020年にBLACKPINKとのコラボ曲「Ice Cream」をリリース、PVではオフショルダーのトップスやショートパンツを着てアイスクリームを舐めている。ブリトニーはそれがスピーチと矛盾している、偽善だと怒っているというわけ。
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courtesy of BLACKPINK via YouTube
ファンもこれには唖然。「セレーナが言いたいことをまったく誤解している」「みんなが自分のことを言っていると思わないで」と指摘する意見や「セレーナは長年あなたを応援してきたのに、それに対してこういう態度を取るなんて」と悲しむコメントが次々と寄せられた。
ブリトニーはすでにこの投稿を削除している。これまでも度々SNSの投稿でファンをざわつかせてきたブリトニー。9月にもクリスティーナ・アギレラのダンサーの体型を中傷している。アギレラは静かにブリトニーをアンフォローしていたが、これがマスコミで大きく報じられ騒ぎになるとブリトニーが反応。「クリスティーナの美しい体のことを批判したわけではない! クリスティーナについては一言も言っていない。私の投稿を見てよ!」と反論していた。優しくて穏やかなセレーナのことだからブリトニーに激怒することはないと思うけれど、ブリトニーが次に何を言い出すのか注目が集まっている。
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