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Sunday, July 31, 2022

NFTアートとは?購入方法や有名な作品を紹介 | Money Method - 神戸新聞NEXT

そもそもNFTアートとは

NFTとは「Non-Fungible Token(代替不可能なトークン)」を略したものです。NFTでは、仮想通貨で用いられているブロックチェーン技術を利用してデータの改ざんができない仕組みを実現しているため、高い資産性を持っています。

そしてこのNFTの技術をデジタルアートに活かしたものが、NFTアートです。従来のデジタルアートは簡単にコピーができてしまうので本物と偽物の区別が付きにく、高い価値が付きませんでしたが、NFTアートはデータの改ざんが不可能であるため唯一無二のデジタルアートとしての価値を持ちます。NETアートの中には、現物の絵画と同じように数億円で取引されることも珍しくありません。

NFTアートの特徴

ブロックチェーン技術によって唯一性が証明される

ブロックチェーンとは、取引履歴を暗号技術によって過去から1本の鎖のようにつなげ、正確な取引履歴を維持しようとする技術のことです。そしてNFTアートでは、イーサリアムのブロックチェーンが利用されています。これにより、各NFTを固有のものとして判別できるようになり、不正や改ざんが防がれています。

ブロックチェーンは他にも「コンセンサスアルゴリズム」や「スマートコントラクト」などさまざまな技術を組み合わせており、高度なセキュリティ体制を実現しています。そうすることで、NFTアートの唯一性が担保されているのです。

アーティストに適切な報酬が支払われる

これまで、アーティストは作品を出したとしても、ギャラリーやアート会社に手数料を差し引かれることは少なくありませんでした。そのため、アーティストとして十分な収入を得ている人はほんの一握りのアーティストに限られていました。

しかし、NFTアートではアーティストはギャラリーやアート会社への手数料を支払う必要がありません。そのため、アーティストの手元に残る金額が大きくなります。さらに、NFTプラットフォームではオンラインで簡単に作品を出品できるため、より報酬を得ることが容易になりました。

また、NFTの概念では作品が売れた時のみに限らず、作品が転売された際にもアーティストに収益が入る仕組みも構築できるため、従来よりも収益獲得のチャンスが広がっています。作品の購入者にとっても、好きなアーティストにお金が還元されるのは嬉しいことでしょう。

多様なアートを作成できる

NFTプラットフォームに出品できる作品は、デジタルデータであればどのようなものでも可能です。例えば絵画や音楽以外にも、動画やゲームのアイテム、デジタルカードなども出品できます。そのため、自身の得意なことをNFTアートとして表現できる幅は広いです。

NFTの種類

NFTには、主に以下の5種類があります。

Coincheckつみたて アルトコインの積み立て

  • アート
  • 音楽
  • 動画
  • ゲームのアイテム
  • デジタルカード

では、それぞれについて見ていきましょう。

アート

NFTで代表的なものは、やはりアートです。NFTアートは、実際の絵画と同様に非常に高い価値が付けられることがあります。実際に、Beeple「Everydays—The First 5000 Days」には、79億円の価値が付けられました。

ITを駆使した「デジタルアート」に付いた値段は約6900万ドル(約79億円)。数千点のデジタル画像をコラージュした芸術で、米国の美術家ビープル氏の作品だ。

音楽

NFTで音楽を作ることで、作品に唯一性を持たせられます。それにより、アーティストに適切な収益が還元されるようになりました。このような理由から、今後もアーティストの間でNFTアートとしての音楽がより注目されることが予想されます。

またユーザーが直接音楽データを購入した時だけではなく、音楽データが転売された時もアイティストに収益が還元されるようになりました。このようなシステムにより、アーティストが不利益を被ることが減りました。

NFT音楽は、ものによっては価値が非常に高く評価されます。例えば2021年12月には、NFTソング・オークションで故ホイットニー・ヒューストンのデモ音源が約1.1億万円で落札されました。

現地時間2021年12月14日に終了したNFTソング・オークションで、故ホイットニー・ヒューストンが17歳の時に録音した初期のデモ音源が、同オークションでの史上最高額となる99万9,999ドル(約1億1,400万円)で落札されたことがわかった。

動画

動画にも、NFT技術が使われることがあります。また、映画も同様です。

NFT動画のメリットの1つめは、仲介業者に頼らずに作品を出せることです。従来は動画の複製がされてしまうことを理由に、仲介業者を使って動画の販売がされており、その際は仲介料や配信時の条件など多くの制約がかけられていました。しかしNFTで用いられるブロックチェーンの技術により動画複製のリスクがなくなったため、仲介業者を利用せずとも自由に作品を出せるようになり、仲介業者に対して支払っていた手数料も負担する必要がなくなりました。

2つめは、付加価値や販売方法を自由に設定できることです。たとえば映画のチケットに特典を付けたり、動画をオークション形式で販売したりということができます。

ゲームのアイテム

NFTは、ゲームのアイテムの発行にもその技術が応用されています。特に限定アイテムは、NFTとして高い価値が期待できます。

また、ゲームのシステムシステム自体がNFTによって成立しているケースもあります。例えば「The Sandbox」では、共通の仮想空間内でキャラクターを自由に動かせたり、プレイヤーがNFTとして作成したアイテムの取引価値を担保する仕組みが整ったりしています。The Sandboxの中では、ゲーム内通貨「SAND」を用いてプレイヤーがアイテムの売買を行うことができ、オープンワールドを充実させているのです。

さらにSANDは仮想通貨としても取引されており、ゲーム外でも価値を持っています。もし今後もヒットするNFTゲームが登場すれば、そのゲーム内通貨が現実でも価値を持つケースが増えてくるかもしれません。

デジタルカード

NETアートが持つ唯一性は、希少性のあるカードが人気を持つデジタルカードの世界でも意味を成します。そのため、NFTアートはデジタルカードのコレクターからも注目されていくでしょう。

既に価値を高く評価されているデジタルカードの例として、バスケットボール選手のハイライト動画をNFTデータとして所有できる「NBA Top Shot」というサービスが挙げられます。NBA Top Shotでは、いわゆるトレーディングカードと同様にカードパックが販売されていて、それぞれのカードに「コモン」や「レア」といったランクが設定されています。転売市場では、人気選手の希少カードに数千万円単位の価値がつくケースも少なくありません。

NFTアートが売買できるプラットフォーム

現在では、NFTアートが売買できるプラットフォームが増えてきました。プラットフォームは、海外だけではなく日本国内にもあります。では、それぞれ代表的なものを見ていきましょう。

国内のプラットフォーム

Coincheck(コインチェック) NFT

(引用:Coincheck公式サイト)

Coincheck NFTは、日本国内初のNFTマーケットプレイスです。Coincheck NFTには、3つの特徴があります。

1つめはネットワーク手数料が無料であることです。NFTの取引では、通常「ガス代」と呼ばれる手数料がかかりますが、Coincheck NFTではガス代がかかりません。

2つめは、決済が簡単なことです。Coincheck NFTは暗号資産取引サービスであるCoincheckと一体化しているため、暗号資産を使ってそのままNFTの取引ができます。

3つめは、セキュリティの安全性の高さです。NFT専用ウォレットによって、ユーザーが秘密鍵の管理をすることなく安全に取引ができます。

Adam by GMO

(引用:GMOコイン公式サイト)

Adam by GMOは、2021年4月9日に大手インターネット企業であるGMOグループによって運営されているNFTマーケットプレイスです。Adam by GMOのメリットは、2つあります。

1つめは、YouTuberカテゴリーの動画を購入できることです。中には価格が35倍まで上昇したものもあります。

2つめは、保有者限定のコンテンツが存在することです。保有者限定のコンテンツは、より独自性が高いものとなります。

海外のプラットフォーム

OpenSea

(引用:OpenSea公式サイト)

OpenSeaは、非常に有名なNFTマーケットプレイスで、2017年に世界初のイーサリアムブロックチェーン上のNFTマーケットプレイスとして誕生しました。利用者数もトップクラスであり、2021年8月の1ヵ月の取引量は15億6400万ドルを記録しました。

またOpenSeaは、イーサリアム以外にも「Polygon」や「Klayth」、「Solana」など、複数のブロックチェーンに対応しています。

Rarible

(引用:Rarible公式サイト)

OpenSeaに次いで世界的に有名なNFTプラットフォームとして、Raribleは、OpenSeaに次いで世界的に有名なNFTマーケットプレイスです。Raribleの最大の魅力はシンプルなインターフェースで、NFTの売買が簡単に行えます。また、独自発行のトークンである「RARI」が使える点も特徴の一つです。

NFTアートの購入方法(OpenSeaの場合)

では、OpenSeaを使った仮想通貨の購入方法を解説します。購入方法の大まかなステップは、次のとおりです。

仮想通貨を入手する ウォレット(MetaMask)を作成する ウォレットとマーケットプレイスを接続する プロフィール情報を入力する 欲しいNFTアートを選ぶ 購入する

では、それぞれ見ていきましょう。

ウォレット(MetaMask)を作成する

OpenSeaなどのNFTプラットフォームを利用するには、資金を管理するためのウォレットを作成する必要があります。ここでは、代表的なウォレットであるMetaMask(メタマスク)の作成方法を解説します。

まず、Chromeウェブストアから拡張機能をダウンロードしましょう。画面右にある「Chromeに追加」をクリックするとダウンロードできます。その後MetaMaskのセットアップ画面に移行するので、「ウォレットの作成」をクリックしてましょう。

続いて、「MetaMask の品質向上へのご協力のお願い」が表示されるため、画面下の「同意します」をクリックします。そして、新しいパスワードを設定します。

パスワードの設定完了後に「作成」をクリックすると「秘密のバックアップフレーズ」の画面へ移行するため、「秘密の言葉を表示するには、ここをクリックします」をクリックしましょう。するとランダムの英単語が表示されるため、次の画面へ移行して表示された英単語をすべて正しく選択します。

これでMetaMaskの登録は完了です。

仮想通貨を入手する

NFTの購入に必要な仮想通貨を入手する必要があります。そのためには、OpenSeaで口座開設をしましょう。口座開設の手順は、以下のとおりです。

OpenSeaの公式サイトにアクセスする ウォレットのサインインを要求されるので、サインインする 持っているMetaMaskのアカウントを選択し、「次へ」をクリック アカウントを接続する 名前とメールアドレスを登録する 登録したメールアドレスに確認メールが届いたら最終認証をして完了

口座開設が完了したら、お好きな仮想通貨を購入しましょう。

ウォレットとマーケットプレイスを接続する

続いて、ウォレットとマーケットプレイスを接続します。接続の手順は、以下のとおりです。

OpenSeaにアクセスする 画面右上の「My Account Settings」をクリックする MetaMaskで接続する ユーザーネームと登録用のメールアドレスを入力する 登録メールアドレス宛に届いたメール中の「VERIFY MY EMAIL」をクリックする

プロフィール情報を入力する

OpenSeaのプロフィールでは、アイコンや自己紹介文を設定できます。設定の手順は、以下のとおりです。

「 Username 」と「Bio(人物紹介)」を設定する E-mail アドレスを設定する プロフィール欄からリンク表示したいSNSのリンクを設定する 「Profile Image」と「Banner」を設定する

欲しいNFTアートを選ぶ

プロフィールが完成したらNFTアートを探しましょう。OpenSeaでは、アートや音楽、写真などさまざまなNFTアートを取り扱っています。

購入する

欲しいNFTアートが決まったら、いよいよ購入です。取引したいNFTの詳細ページに移動し、「Buy Now」をクリックしてNFT作品を購入しましょう。

有名なNFTアート作品を紹介

NFT市場の盛り上がりによって、多くのNFTアーティストが日々誕生しています。今回は、国内外で著名なNFTアーティストの作品をご紹介します。

国内のアーティスト

せきぐちあいみさんのVRアート

せきぐちあいみ氏はNFTアートの場だけではなく、女優や歌手、YouTuberなどとしてマルチな活躍をされている方です。せきぐちあいみ氏の代表的なNFTアートは、「Alternate dimension 幻想絢爛」で、こちらは約1,300万円(69.697ETH)で即日落札されました。日本国内に留まらず、アメリカやドイツを始めとした海外でも活躍が期待されるアーティストです。

せきぐちあいみさんは、2016年からVRアートを本格的に始めて以来、VRによる3Dアート制作やライブペイントのパフォーマンスを行ってきた。
 今年3月には、オークション出品したNFT(Non-Fungible Token)アートが約1300万円で落札されるなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで頭角を現しているのだ。これまでの長い芸能活動で意識したことや、今後の展望について本人に聞いた。

Murakami.Flowers

Murakami.Flowersとは、村上隆氏によるNFTアートで、その名のとおり花がモチーフとされています。販売時期は2022年春で、販売個数は1万1,164個です。価格は2022年3月4日時点で最低価格30ETHまで上昇しています。

Zombie Zoo

子どもはみんなクリエイター Zombie Zooとは、多くのキッズアニメを世に送り出している会社です。「子どもはみんなクリエイター」であるという考えのもと、主役クリエイターを子どもの方々としています。

初期には、9歳の日本人の少年が夏休みの自由研究として、母親であるアーティストの草野絵美さんと共にNFTアートの創作を始めました。この9歳の少年は、累計212点にも及ぶピクセルアートを生み出し(2022年1月31日時点)、「2021 Forbes JAPAN 100」にも選出されて一躍日本のNFTアートシーンの代表的な存在となりました。

「Zombie Zooゾンビ・ズー」とは、9歳の日本人の少年・Zombie Zoo Keeperゾンビ・ズー・キーパーによるNFTアートプロジェクトです。2021年に夏休みの自由研究として、母親であるアーティストの草野絵美さんと共に始めました。累計212点にも及ぶピクセルアートは全てiPadで描かれており、NFTマーケットプレイスのOpenSeaで販売されています。 SNSで大きな評判を呼び、これまでの全作品が完売。「2021 Forbes JAPAN 100」にも選出され、一躍”日本のNFTアートシーン”の顔になりました。(2022年1月31日時点)

海外のアーティスト

Bored Ape Yacht Club

Bored Ape Yacht Clubは、2021年8月創業のフロリダ州マイアミに拠点を置く「Yuga Labs」が発行する「猿」をモチーフにしたNFTコレクションです。世間では「BAYC」という略称で親しまれています。

2021年4月には、パーツを自動的に組み合わせて生成された「ジェネラティブ」と呼ばれるタイプのNFTが、イーサリアムにて10000点限定で発行されました。また2021年8月には、Solana上でDegenerate Ape Academyが発行され、そのうちの1点が1億円を超える価格(5980SOL)で取引されました。最も高額で取引されたBored Ape Yacht ClubのNFTは、3百万ドル(本記事執筆時2022年5月のレートで約3.9億円)です。

CryptoPunks

CryptoPunksは、24×24ピクセルのアート画像です。近年では、イケダハヤト氏やマナブ氏など有名インフルエンサーがTwitterのアイコンにして居る影響もあり、目にしたことがある方も多いかもしれません。デザインはシンプルで、ほとんどは人物のイラストですが、中にはサルやエイリアンなどのアートもあります。

当初CryptoPunksは無料で配布されていましたが少しずつ価格が上昇し、2022年7月26日時点での最低価格のパンクは76.8ETHでした。パンクは全部で1万個しかないため、その希少性から高額な価格が保たれています。

Moonbirds

Moonbirdsは1万のユーティリティ対応PFPのコレクションで、モチーフは可愛らしいフクロウです。

Moonbirdsでは、「ネスト(長期間保有)」機能を使ってNFTをロックアップすることで、さらに大きな報酬が得られることが特徴とされています。

また、MoonbirdsではDiscordのプライベートルームへアクセスすることもできるので、コミュニティイベントやエアドロップ、ネストなどの情報が発信されるチャンネルへの参加が可能となります。

NFTアートに関するQ&A

NFTアートはどこで購入できる?

NFTは、NFTマーケットプレイスで購入できます。NFTマーケットプレイスの代表的なものには、OpenSeaやCoincheck NFTなどがあります。お好きなNFTマーケットプレイスを通してNFTを購入してみてください。

NFTアートはいくらくらいで購入できるの?

NFTアートは数億円の価値がつくなど高価なものが目立ちますが、2022年1月20日時点で最も安いものだと0.00000001ドルで購入できます。そのため、大きな資金がなくとも購入が可能です。

NFTアートは将来値上がりする?

NFTは必ず将来値上がりするという保証はありませんが、投資の対象として注目を集めているのは確かです。実際にNFT市場はより盛り上がりを見せ、著名人もNFT市場に参入するようになってきました。そのため、先行投資の対象として検討するのはありでしょう。

NFTアートの始め方、作り方は?

次にNFTアートの作り方や販売・出品方法を解説していきます。

OpenSeaを使ったNFTの購入方法は、先述のとおりです。出品方法ですが、まず作品を用意しましょう。作品はデジタルアートであれば何でも構いません。

デジタルアートは、その多くがillustratorやPhotoshopで作られています。もし自分で作るのが難しい場合は、外注をするのもありでしょう。

作品を用意出来たら、NFTマーケットプレイスで出品をします。出品方法につきましても、OpenSeaを例に説明します。

まずOpenSeaの公式サイト」にアクセスし、画面右上の「Create」あるいは中央の「作成」をクリックしましょう。そうすると「Create new item」というページが表示されるため、作品データのアップロードおよび必要事項の記入をします。

作品説明となる「Description」は、なるべく詳細に記入しましょう。なぜなら、作品の内容がわかりやすい方が買い手が付きやすくなるためです。

ここまでを終えると、オリジナルアートの詳細画面が表示されます。ここで画面右上の「売る」をクリックしましょう。そうすると、販売方法を設定する画面に切り替わります。

販売方法には、「Set Price(固定価格)」と「Highest Bid(オークション)」、「Bundle(グループ販売)」の3種類があり、これらは自由に選択可能です。設定が終わったら、「Post Your Listing」をクリックしましょう。これでNFTアートの出品手続きは完了です。

NFTアートには価値があるの?

NFTアートの価値は、ブロックチェーンによる唯一性によって担保されています。つまりコピーされることがないため、世界に1つしかないコンテンツとして存在することになるため、価値がつくのです。このことは、珍しい絵画に高い価値が付けられることと同じと言えます。

NFTアートの将来性

NFTアートの将来性ですが、今後も盛り上がっていくことが予想されます。その根拠は、2つあります。

1つめは、NFT市場の競争が激化していることです。もともとNFT市場は、先ほどもご紹介したOpenseaの一人勝ちという状況でした。しかし2021年1月10日にNFTマーケットプレイスの「LooksRare」が開始され、あっという間に人気を高めていきました。

その一方でOpenSeaも、イーサリアムベースのウォレットサービスを行ってい「DharmaLabs」を買収し、ユーザビリティの向上と人気の獲得を目指しています。このようにNFT市場の競争が激化することにより、それぞれのマーケットプレイスが新しいサービスが進化していくことで、よりNFT市場は大きくなっていくのではないかと考えられます。

2つめは、有名人のNFT市場参入です。NFT市場の盛り上がりを受けて、参入する有名人が増えてきました。

代表的な例として、世界的ラッパーであるエミネムがTwitterのプロフィール画像にNFTアートの「BAYCNFT」を設定しました。エミネムは既に300個以上のNFTを所有しており、総額は約29万ドルとも言われています。今後もこのように有名人がNFT市場に参入することで、より市場は拡大していくと予想されます。

NFTアート まとめ

NFTはまだまだ新しいアートで、今後どのような存在になっていくかは未知数な部分が多いです。しかし根拠もあるとおり、将来の成長はある程度期待できます。既存の投資商品よりも魅力を感じる場合は、ぜひNFTアートに投資してみてはいかがでしょうか。

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