ひと昔まえのローカルCMには、いまでは見られないようなユニークなCMも多く放送されていました。一風変わった店として有名なのは、かつて山梨県南都留郡に実在したほうとう屋「みさか路」。カウンタックやリムジンなど、派手なクルマも展示されていました。一体、どのような店だったのでしょうか。
カウンタックにリムジン? 異彩放つ、ほうとう屋「みさか路」
かつて山梨県の河口湖の周辺に実在したほうとう屋「みさか路」。
一風変わった店として有名なみさか路では、カウンタックやリムジンなど、派手なクルマも展示されていました。一体、どのような店だったのでしょうか。
ひと昔まえのローカルCMには、いまでは見られないようなユニークなCMも多く放送されていました。
各施設や店舗が製作するCMは、オリジナリティにあふれ、見た人を笑顔にするものも多く見られます。
そんなローカルCMのなかでもインパクトが強く、一時期話題となったのが山梨県南都留郡で運営されていた飲食店のCMです。
CMを製作したのは、山梨県南都留郡・河口湖の付近で運営されていた、ほうとう屋「みさか路」です。
CMでは、「みさか路マン」に扮した店主が敵を「ほうとうパンチ」で倒し、愛車のランボルギーニ「カウンタック」で立ち去ろうとしたところ、ほうとう型の被り物が引っかかり、なかなかクルマに乗り込むことができないといった内容になっています。
ラストのナレーションでは「みさか路マンは愛車カウンタックに乗れなかった。河口湖宝刀屋敷みさか路」と流れ、店主自らが出演していることや、名物のほうとうが出てこないという点が話題のポイントになりました。
CMは、かつてテレビ神奈川のチャンネルで放送されており、SNSでは、「ほうとうと聞くと、カウンタックに乗れなかったCMを思い出す」「素晴らしく印象的でした!」「このCM知ってたら神奈川県民」など、覚えている人も多いようです。
CMもインパクト絶大なみさか路ですが、実は、店頭にも印象深いクルマがさまざま飾られていたようです。どのようなクルマが飾られていたのでしょうか。
敷地内駐車場には3台のクルマが展示されており、まず目を引くのが全長12mにもおよぶ超ロングリムジンです。
車両は、フォード「エクスカージョン」となっており、みさか路の駐車場で来客を出迎えていました。
実は、実際にリムジンとして運行もしており、記念日や結婚式などのサプライズなど、食事とドライブのセットプランで5000円から利用することができました。
時間や日にちは店主との相談になりますが、当日予約もできるなどユニークなサービスとなっていました。
また、リムジンと並んで展示されていたのがバニング仕様のトヨタ「ハイエース」です。
バニングとは、かつてハイエースなどによく見られたカスタムのひとつで、ド派手なカラーリングやウィング、フロントやリアの突き出たようなバンパーが特徴となっています。
みかさ路では、パープルに塗装された超ド派手なバニングハイエース「バットマン号」を展示しており、こちらも来客の目を引きました。
大きさは並べたリムジンと同等で、かなりロングなサイズ感であることがうかがえます。
バットマン号は2014年に開催された「東京オートサロン」に出展された1台です。
ハイエースをベースに、フロントにはヴェルファイアのバンパーを移植し、FRPでビッグサイズなボディが形成されています。
ちなみにこの「バットマン号」という名称は、映画「バットマン」の劇中車両「バットマンモービル」がモチーフになっていることから、名付けられたそうです。
ネット上では「リムジンよりも目立つ」というコメントも見られるほど、バットマン号の存在感が強かったことがわかります。
からの記事と詳細 ( 激レア「カウンタック」に「超ロングリムジン」! いまの若者は知らない? 異彩を放つほうとう屋「みさか路」とは - くるまのニュース )
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