2022年7月6日、あるツイッターユーザーが投稿した写真が、話題となっている。それはこんな写真だ。
踏切の標識のようだが、そこには「賽の河原道踏切」と書かれている。ツイートには「渡りづらい」というコメントも添えられている。
「賽の河原」とは、冥土に至る途中にあると信じられている河原のことだ。中世以降、とくに江戸時代に人々の間に広まっていった俗信だと考えられている。
亡くなった子供が石を積んで塔を作ろうとすると、地獄の鬼が壊してしまう。それを繰り返していると、地蔵菩薩が現れてその子を抱き上げて救う......という物語がある。あの世とこの世をつなぐとも言える場所だ。
そんな「賽の河原」の名に冠した踏切。ツイッターユーザーの津軽あむ(@kCDR0sMOoEiPNm5)さんがこの写真を添えて投稿したツイートには、1万件を超える「いいね」が集まるなど注目を集め、こんな声も寄せられている。
「渡ったら戻れなさそう」
「戻ってこれるの」
「石が積んであったりして」
「なんか精神的に不安定だと渡っちゃいそう」
「向こう岸でお婆ちゃんが手招きしてます」
踏切だから、渡らないわけにはいかない。でもなんとなく......「渡りづらい」。恐る恐る車を発進する人が多いのだろうか。線路上でもたもたしていると、かえって事故のモトだ。
この物騒な名前の踏切は、いったいどこにあるのだろうか? Jタウンネット記者は、津軽あむさんに詳しい話を聞くことにした。
からの記事と詳細 ( 日本一渡りづらいかも... 「イタコの口寄せ」で有名な霊場近くに存在する「賽の河原踏切」が話題に (2022年7月18日) - Excite Bit コネタ )
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