桜の開花シーズンが近づいてきました。美術館めぐりとお花見散歩をセットで堪能できるのが、このシーズンならではの楽しみと言えるのではないでしょうか。
この記事では、京都・大阪の美術館めぐりと一緒に楽しめるお花見スポットを紹介します。お花見スポットの付近では「兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~」や「印象派・光の系譜」などの話題展が開催されていますので、プランニングの参考にしてみてください。(ライター・三間有紗)
京都:岡崎(岡崎公園・平安神宮・岡崎疏水など)
京都で桜を満喫するなら、ぜひ足を運びたいのが岡崎エリアです。京都市京セラ美術館や京都国立近代美術館が位置する岡崎公園の周りには、平安神宮や岡崎疎水などお花見スポットが集中しています。余裕があれば、蹴上インクラインまで散歩してみるのもおすすめです。蹴上インクラインも、人気のお花見スポットの一つ。線路跡を彩る桜のアーチは絶景です。
また、京都市京セラ美術館では、3月25日(金)から5月22日(日)まで「兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~」が開催予定。京都国立近代美術館では、3月23日(水)から5月8日(日)まで「サロン!雅と俗―京の大家と知られざる大坂画壇」が開催予定です。合わせて鑑賞すると、濃密な一日を過ごせることでしょう。
京都:円山公園
円山公園も京都で有名な桜の名所です。開花時期になると公園全体がピンクで彩られます。夜には円山公園のシンボル・しだれ桜(祇園しだれ桜)のライトアップも。
京都市京セラ美術館や京都国立近代美術館から少し足を伸ばせば着くので、ぜひスケジュールに組み込んでみてください。日中は美術館をめぐり、夜は夜桜を堪能してもいいですね。
※ライトアップ情報については同公園のHPをご確認ください。
京都:鴨川
鴨川にもお花見スポットが複数ありますが、なかでも三条大橋から五条大橋までの川沿いの桜並木は絶景。三条大橋から桜並木を見渡すだけでもうっとりしますが、河川敷に降りて川のせせらぎを感じながら散歩すると清々しい気持ちになります。
三条大橋から徒歩15分程度のところにある京都文化博物館では、4月10日(日)まで「挑む浮世絵 国芳から芳年へ」が開催中です。こちらもお見逃しなく。
大阪:四天王寺
聖徳太子が建立した寺として知られる四天王寺は、桜の名所でもあります。重厚感ある伽藍と桜のコラボレーションが見事!まるで古の春の世界にトリップしたような気分に浸れます。「極楽浄土の庭」に咲き誇る桜、丸庭を縁取る桜など、様々な桜景色を見ることができるのも魅力です。
20分ほど歩けばあべのハルカスへたどり着きます。あべのハルカス美術館で4月3日(日)まで開催中の「印象派・光の系譜」も合わせて鑑賞してみてはいかがでしょうか。
大阪:大阪城公園
広大な敷地内に約3000本の桜が咲く大阪城公園は、大阪を代表する桜の名所です。なかでも西の丸庭園では天守閣と桜の淡いピンクが重なり、絵画のような光景が広がります。
あべのハルカス美術館や大阪中之島美術館からは、電車でアクセスできます。「印象派・光の系譜」「モディリアーニ―愛と創作に捧げた35年―」(4月9日から大阪中之島美術館で)などを目当てに来阪される方は、ぜひこの機会に大阪城公園の桜も堪能してみてくださいね。
からの記事と詳細 ( 【2022年版】京都・大阪のおすすめ花見スポット×美術館・博物館 - 読売新聞社 )
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