岩手県の温浴施設で、男性客が羊羹（ようかん）を万引きする一部始終を防犯カメラが捉えていました。
岩手県一関市の温浴施設「古戦場」。5日の夜、レストラン最後の客は、親子でも夫婦でもないような男女2人だったといいます。
食事を終え、会計をしようと先に出てきた女性。遅れて出てきた、一緒に食事をしていた男性は…。
女性の指示通りに、従業員が領収書を作成しているのを確認すると、戻るように土産物コーナーへ。その一つに手を伸ばすと、かばんの中に入れました。
女性から食事代の領収書を受け取って、かばんの中の商品の代金を支払うことなく、店を後にしました。
男性が盗んだのは、岩手銘菓として有名な羊羹で、300年以上の伝統を守り抜く味という「本煉（ほんねり）」でした。
古戦場・浅野裕美社長：「『岩谷堂羊羹』の1512円です。有名な、高級羊羹ですね。贈答品で使われるような」
従業員が会計に手を取られているタイミングを見計らい、さらに、スムーズに羊羹を入れられるよう、かばんを開けておくなど、計画的とみられる犯行です。
しかし、しっかりと男性の行動を見ていた従業員がいて、すぐさま防犯カメラで犯行が確認されました。
古戦場・浅野裕美社長：「まさか、ものを盗られると思って接客していないので、とても残念です」
施設によると、この男性は、月に一度くらい食事で来店する50代後半くらいの常連客だといいます。
警察に被害届を提出し、領収書の宛名にした会社名などを伝えたということです。
（「グッド！モーニング」2021年10月7日放送分より）
からの記事と詳細 ( 名物ようかん“万引き”の瞬間…計画的に？常連客か - テレビ朝日 )
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