「精神的苦痛を受けた」30歳になった“裸の赤ちゃん”が訴え
ロック史に残る傑作といわれているニルヴァーナの『ネヴァーマインド』。全裸の赤ちゃんが、プールの中で1ドル札を捕えようとしているジャケット写真が印象的なこちらのアルバム。全世界で3000万枚を売り上げ、大ヒットを記録した。しかし、発売から30年経った今、そのジャケット写真が問題となっている。 生後4か月で写真に登場したエルデンさんが、今月24日(現地時間)、ニルヴァーナに対し訴えを起こしたのだ。現在30歳になるエルデンさんは、自分の両親はこの写真をジャケットに使用することに同意していなかったと主張。また局部が映り込んでいる写真そのものが、児童ポルノにあたると訴えている。米カリフォルニア州に提出された裁判文書には、こう記されている。 「写真は、幼かった頃から現在にいたるまで、スペンサー氏の局部をさらし、性器をみだらなものとして表現している」 アメリカの法律では通常、性的ではない幼児の写真が児童ポルノと見なされることはないという。しかし、エルデンさんの弁護士ロバート・Y・ルイス氏は、写真に1ドル札があることで、赤ちゃんをまるでセックスワーカーのように見せていると訴えている。ちなみに、この1ドル札は、あとから追加されたイメージだという。 エルデンさんはさらに、ニルヴァーナはシールなどで局部を隠すと約束していたが、結局は隠さなかったと訴えている。 この作品によって「これまで傷つけられ、これからも一生傷つくことになる」と訴えたエルデンさん。極端かつ永続的な精神的苦痛を受けた上、通常の成長過程と学力の向上が阻害され、医学的・心理的な治療を受ける必要が生じたと主張している。
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