
実写とアニメ、それぞれの桜良像
『君の膵臓をたべたい』は、2017年に浜辺美波と北村匠海のW主演で実写映画化された。実写版は、桜良の死から12年後の現在から物語が始まり、小栗旬演じる“12年後の僕”の回想としてストーリーが進んでいく。桜良が死んだあとも、懸命に生きている遺された者の苦悩が伝わってくる作品だった。 対してアニメ版は、小説と同じく、桜良の葬儀に行くことができなかった“僕”が葛藤しているシーンからスタートする。高校時代の場面しか描かれず、より原作に忠実に制作されている。観賞後に抱く感情も両作では異なるため、また違った作品として楽しむことができるはずだ。 ヒロイン・桜良のイメージも少し異なる。浜辺美波が演じた実写版の桜良は、ショートカットで明るい性格だがどこか儚い。反対に、アニメ版の桜良は、ロングヘアで茶髪。さまざまなヘアアレンジを見せたりといわゆる“今ドキな女の子”という印象だ。 さらに身長も異なる。実写版は“僕”と桜良の身長差がかなりあるため、守りたくなるヒロインに見えた。だが、アニメ版は、「僕」と身長がそんなに変わらない。そうした細かな点から、桜良というキャラクターの見せ方を変えているように思える。実際にアニメ版での桜良は、実写版よりもついていきたくなるような頼もしいキャラクターに映っているのだ。 物語の描き方、桜良のキャラクター性など、実写版とアニメ版の視点の違いが面白い。両作を比較しながら観ることで、この物語の魅力をより立体的に汲み取ることができるはず。ぜひ地上波放送で、その違いに注目してみてほしい。
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確かに
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