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Wednesday, March 31, 2021

自動車事故ワーストランカーに「警察」も悩む! 愛知県はなぜ事故が多いのか? - WEB CARTOP

 自動車メーカー、そして警察など、関係各所は交通事故死ゼロを掲げて、いろいろと対策を行なっているのはご存じのとおり。その効果もあって、確実に減ってはいるけど、なかなかゼロにはならないのもまた事実だ。交通事故死者数を具体的な数字で見ると、一番ひどかったのは交通戦争とまで言われた1970年で1万6765人を記録。

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愛知県・名古屋市の大通り画像はこちら

 その後は減少に転じつつ、1万人を切ったり切らなかったりが続いて、バブルの終焉とともにドンドンと減り始めて、2020年は2839件まで下がってきた。ちなみに前年比だと376件マイナスで、約1割マイナス。新型コロナの影響で下げ幅は大きくなっているものの、それまでも150件前後で減ってはきているので、減少傾向というのは変わらない。

先進安全機能のイメージ画像はこちら

 データを見ていくと、総数に加えてよく出てくるのが、都道府県別のデータ。これは全体数が減っても常連はほぼ変わらずで、東京、愛知、北海道が必ず入ってくる。あとは千葉、神奈川、埼玉もよく見かける。東京は単純に人口が多く、北海道は面積が広くて長い直線道路が多いためにスピードを出しやすいから。東京の周辺の県も、都心に近いということが影響しているようだ。また大阪は運転が荒いイメージだが、事故の発生は多いものの、死者数は多くない。これは福岡も同じだ。

 見方によって、増えたり減ったり、上位に来たり、ランクが下がったりするものの、愛知県は減ったとは言え、事故も多ければ死者数も多い。これは昔から変わらないことで、毎年同じ結果が苦々しかったものだ。じつはワタクシ、近藤も出身は愛知県名古屋市。交通事情はヒジョーに実感しているところなのだが、大人になった今、改めて愛知県警にその理由を取材してみた。

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 いろいろと親切に対応していただいたのだが、根本的になぜ多いのかを問うたところ、苦笑いしつつ「わからない」とズバリ。「わかれば対策できるわけで、わからないから日々対策に苦慮している」とのことで、確かにそうだ。よく言われる真ん中の車線からいきなり右左折する、通称名古屋走りも「たぶん関係ないのでは」とのこと。今でもやる輩がいてびっくりするが、ワタクシの個人的な意見として、違法かどうかは別にして、「事故るテクの人はそもそもやらない」というのがあるだろう。

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確かに

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