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Saturday, December 5, 2020

株主優待で生きる「桐谷さん」のスゴすぎる日常 - 東洋経済オンライン

趣味も健康も友達も「優待」で手に入れた

桐谷広人さんの「株主優待生活」。その日常とは?

365日、株主優待で暮らす株主優待生活の達人、桐谷広人さん。

桐谷さんによれば、「やっぱり株主優待がいちばん。とくに私のやり方は、少ない資金しかない人やリスキーな投資は嫌だという人にピッタリです」とのことです。

桐谷さんが株主優待生活を始めたきっかけとその日常を、最新刊『桐谷さんの株主優待のススメ』からご紹介します。

「株主優待」の危険度はほぼゼロ

「株」と聞いただけで多くの日本人が難色を示します。

「素人が手を出したら大やけどするのでは」

「株はギャンブルですよね」

「なにもかも失ってしまったらどうしよう」

なんだか、とても恐ろしい世界だと思い込んでいるようです。

確かに、やりようによっては、株はリスキーです。過去に、山一證券や日本航空など「これ以上、堅い会社はない」と思えるような企業が倒産しました。株によって大損した人たちがいるのも事実です。

でも、それは値上がり益(キャピタルゲイン)を狙った株式投資での話。値上がりを期待して買った株が、思惑とは逆に値下がりしてしまったから悲劇は起こるのです。

一方、「株主優待」に着目した私の手法は危険度ほぼゼロ。なぜなら、そもそも優待に力を入れている企業の株は、比較的、価格が安定しているからです。

値動きの少ない堅実な株を、安い価格で済む最小単位で買い、株主優待だけはしっかりゲットするというのが私の手法です。

私の場合、優待だけで生活に必要な衣食はまかなってしまい、現金はほとんど支出しません。だから原資は目減りしないどころか増え続けています。

なお、銘柄によっては配当(企業が得た利益の一部を株主へ還元するもの)も手にできます。配当と優待を合わせた「総合利回り4%以上」を目安にするというのが、私の鉄則です。

ただ、コロナの影響で、今はあまり配当が期待できない状況が続いています。一方で、やはりコロナの影響で、株価は低迷傾向にあり、今が買いどきだとも言えます。

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