Sungguh Viral AJA: ようこそ妖精の国へ個性豊かな２３種類宇都宮市のミュージアムで企画展

Monday, August 24, 2020

個性豊かな妖精が楽しめる企画展＝宇都宮市のうつのみや妖精ミュージアムで

　個性豊かな妖精たちを紹介する企画展「妖精の国へようこそ！実は知らない？妖精のコト」が、宇都宮市の「うつのみや妖精ミュージアム」で開かれている。人里や森、水辺、海、妖精界で暮らす妖精たち二十三種類を、解説文とイラストを描いたパネルで紹介している。九月六日まで。（原田拓哉）

　英国、アイルランドにゆかりが深い妖精が中心。身近な「人里の妖精」の一つは英国で最も有名なお手伝い妖精の「ブラウニー」。映画「ハリー・ポッター」に登場するドビーにもそっくりという。「オウド・ゴッキー」は果樹園の果樹を食べないよう、子どもたちをしつける役割もある。

　「水辺の妖精」では、英国・スコットランド地方で知られる「ケルピー」を紹介。馬の姿で、人を乗せて水に飛び込み、溺死させる危険な妖精でもある。

　「レプラコーン」はアイルランドを代表する妖精。「妖精の国」で靴職人として働き、レプラコーンのシンボルでもある同国やカナダなどでも開かれるイベント「セント・パトリックス・デー」では、参加者たちが靴職人と同じ緑色の帽子をかぶるという。

　学芸員の高橋りかさんは「妖精はかわいらしくて羽が生えてキラキラのイメージがありますが、実際は見た目も性格も多様性に富んでいる。妖精たちの世界を楽しんで」と話している。期間中無休。入場無料。

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