大阪府が１４日、新型コロナウイルスによる休業要請の段階的な解除を決めたことを受けて、大阪・梅田では出勤する会社員などから経済活動などが動き出すことに期待する声の一方、気の緩みなどを警戒すべきだといった意見が聞かれました。
清掃関係の会社員の４０代の男性は、「解除は早すぎると思う。せっかく収まってきたのに再び感染が広がれば元も子もない。経済への影響は確かに懸念されますが、今は感染拡大の予防が重要だと思います」と話していました。
ＩＴ関係の会社員の２０代の男性は、「あしたからは少なからず経済の状況は変わると思います。一方で、少しずつ電車に乗っている人の数も増えてきていて、心配は残ります」と話していました。
事務職の５０代の女性は、「社会経済を止めておくわけにはいかないので、いつかはかじをきらないといけなかったと思う。ひとまず安心していますが、引き続き在宅ワークを通して感染予防に努めたいです」と話していました。
飲食関係の２０代の女性は、「私の仕事もキャンセルが相次いでいて、休業要請の段階的な解除を受けて経済が好転することを期待しています。一方で今回の解除で油断して感染が再び広がってしまう可能性もあり、私自身は引き続き仕事が終わったら家に直接帰る生活を続けたいです」と話していました。
医療関係の会社員の６０代の男性は、「友人で１か月近く仕事に行けていない人もいて、今回の判断で経済は少なからず良くなるとは思う。一方で一度気を緩めると再びクラスターなどが発生した際に気を引き締め直すのは難しくなってしまうのでは」と話していました。
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May 15, 2020 at 09:45AM
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大阪の休業要請解除 期待と警戒｜NHK 関西のニュース - nhk.or.jp
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