バルセロナのキケ・セティエン監督は、バルセロナのチャンピオンズリーグ（CL）優勝の可能性に関して、FWリオネル・メッシと齟齬があったことを否定している。
メッシは新型コロナウイルスの感染拡大によって欧州リーグが中断する直前、「もし僕たちがCL優勝を望んでいるとしたら、もっと成長しなければならない。今現在の僕たちでは、そこまでたどり着けない」と発言。そして中断機会に入り、メッシの発言について見解を求められたセティエン監督は「私たちがCLに優勝する可能性は間違いなくある。残っている8チームのすべてが勝ち得るCLより、リーガ優勝の方が難しいよ」と、チームの主将に比べて楽観的な考えを口にしていた。
メッシはその後、「監督は僕が言ったことを理解していなかったか、その発言の趣旨をしっかり伝えられていなかったんだろう。僕は、中断期間前の数試合のパフォーマンスに鑑みれば、このチームがCL優勝を果たすことはないと言ったんだ」と、セティエン監督の発言を否定するようなコメントを残し、これによって指揮官と主将の考えの違い、ひいてはチーム全体の意思疎通が図れていないことを感じさせていた。
そして『Beinスポーツ』とのインタビューに応じたセティエン監督は、両者の発言が食い違っているように見えて、実際はそうではないことを主張。どちらもCL優勝を望んでいること、そして優勝を果たせる可能性が確かに存在することを強調している。
「そのテーマについては、確かに議論が巻き起こってしまった。だが自分も彼も、お互い何が言いたかったのかは分かっていると思う。実際、私も彼もCL優勝を望んでいるんだよ」
「もちろん、チームはいつだって改善されていかなくてはならない。しかし彼も私も、このチームには優勝を果たせる材料が揃っていると確信しているんだ」
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May 24, 2020 at 07:35AM
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セティエン、メッシとのCL発言のすれ違いに…「どちらも言いたいこと分かっている。優勝できる材料はある」 - Goal.com
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