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Tuesday, May 26, 2020

傘でハートマーク 青い屋根のお寺 チェンマイ近郊 - asahi.com

日本人の父とタイ人の母を持つ写真家、野見山大地さんの連載「タイ 上から撮るか、下から撮るか」。ドローンによる空中撮影から水中での撮影まで、ひとひねりした視座の写真を得意とする野見山さんが写真と文章でお届けします。第15回はチェンマイの近郊へ。一歩足を延ばすと、カラフルな唐傘づくりで有名なボーサーン、巨大洞窟や田園カフェなど、ひと味違った出あいが待っています。
(トップ写真はボーサーン名物の傘でつくったハートマーク)

【動画】ワット・バンデンを空から見たら

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熱気球を一斉に打ち上げるコムローイ祭りや、金色に輝く寺院ワット・プラタート・ドイ・ステープで有名なチェンマイは、タイ有数の観光地です。でも、少し市内から離れると、のどかな田舎の風景が広がり、魅力的なスポットが多く存在します。電車などがなく交通の便が悪いので観光客はほとんどおらず、ゆっくりと過ごすことができます。

【動画】チェンマイからオートバイで郊外へ

華やかな傘がキラキラ ボーサーン

唐傘の町として知られるボーサーン。「サー」と呼ばれる、木と紙でつくる手作りの伝統工芸品です。ボーサーン・アンブレラ・ヴィレッジでは傘を作る作業工程の見学ができます。

傘でハートマーク 青い屋根のお寺 チェンマイ近郊

ボーサーン・アンブレラ・ヴィレッジ

1月の第3金曜日から日曜日まで、「ボーサーン傘祭り&サンカンペーン工芸品フェスティバル」が開かれます。街中が傘で彩られ、傘を手にした女性が街中を巡るなど、華やかな祭りです。

傘でハートマーク 青い屋根のお寺 チェンマイ近郊

傘を手にした大勢の女性が通りに現れる

巨大洞窟から田園カフェまで チェンダオ

チェンダオは、いまチェンマイの人々がもっとも注目している場所と言っていいでしょう。チェンマイから北に車で1時間半ほどの場所にあり、タイ第3位の高さを誇るチェンダオ山や、そのふもとにはタイ最大級のチェンダオ洞窟(ワット・タム・チェンダオ)があります。

傘でハートマーク 青い屋根のお寺 チェンマイ近郊

洞窟にある鍾乳洞

ガイドさんに頼んで洞窟の中にある鍾乳洞を案内してもらうこともできます。

傘でハートマーク 青い屋根のお寺 チェンマイ近郊

ガイドを依頼するとランタンの明かりを頼りに奥まで進める

【動画】洞窟に潜ってみたら

ワット・メーイートという地獄寺もあります。ここには巨大な餓鬼の像が並んでいて驚きます。

傘でハートマーク 青い屋根のお寺 チェンマイ近郊

地獄寺の餓鬼象

傘でハートマーク 青い屋根のお寺 チェンマイ近郊

ラーフ神の象


疲れたら田園カフェ「チェンダーラー」に寄ってみてはいかがでしょうか。田園の中にあるカフェはタイの昔ながらの家屋の造りで、宿泊施設のバンガローも併設しています。このカフェでくつろぐと、ついつい時間が経つのを忘れてしまいます。

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チェンダーラー

【動画】田園カフェ「チェンダーラー」をドローンで

カラフルな建物が多数 ワット・バンデン

「チェンマイのブルーテンプル」とも呼ばれるワット・バンデンは、メーテーン郡にあるお寺です。ブルーテンプルと言う名の由縁が屋根の色です。1894年に建てられましたが荒れ果ててしまったため、1988年、住民からの寄付をもとに復興を開始。色とりどりの建築物が立ち並ぶチェンマイ有数の規模を誇る寺院です。

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ワット・バンデン

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PROFILE

野見山大地

写真家
1993年、日本人の父とタイ人の母の間に生まれる。幼少期をタイで過ごす。自分の目で世界を見るために写真家を志し、カメラを片手に世界一周、アフリカ縦断を行う。これまで70カ国以上を訪れた。資格マニアでもあり、車やバイクの大型免許、ゾウ使い、小型船舶、ドローン操縦者、ダイブマスター、調理師などの資格を持つ。写真家として国内外で活動し個展開催や写真集も出版する。都内を中心に展開するタイ料理屋「チャオタイ」の副社長でもある。

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May 26, 2020 at 08:58AM
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