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Friday, April 24, 2020

映画『アメリカン・サイコ』の監督が“あの”有名な殺人シーンの興味深い事実を明かす――ジャレッド・レトは自分の死を知らなかった?(IGN JAPAN) - Yahoo!ニュース

    
※この記事は映画『アメリカン・サイコ』のネタバレを含んでいる。

クリスチャン・ベールが斧でジャレッド・レトを殺してから20年もの歳月が過ぎた。そう、連続殺人魔を主人公としたホラー映画『アメリカン・サイコ』は2000年4月14日に劇場公開されてから、すでに20年も経ったのだ。リリース20周年を記念して、メアリー・ハロン監督は本作の最も有名な恐ろしい場面の1つ、クリスチャン・ベール演じるパトリック・ベイトマンが彼の大嫌いなライバル、ジャレッド・レト演じるポール・アレンを殺害するシーンについて、知られざる事実を語った。
このブレット・イーストン・エリス作の賛否両論の小説を映画化した作品の中で、主人公のパトリック・ベイトマンはウォール街の投資銀行の副社長を務める傍ら、連続殺人を犯している。ポール・アレンを葬る前に、べイトマンはすでに路上生活者と犬を殺しているが、このキャラクターの完全なる邪悪さと彼自身の“技能”への病的な偏執を遺憾なく発揮したのは、やはりアレンの死亡シーンである。べイトマンは酔っ払った同僚のアレンを家に連れてきて、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの新曲「ヒップ・トゥ・ビー・スクエア(Hip to Be Square)」に関する講釈を垂れた後、斧でアレンをメッタ斬りにして殺害した。
ハロン監督によると、ジャレッド・レトはこの残虐な展開を全く予想していなかったという。映画の中でレトが見せたビックリした反応は、演技ではなく本物だったのだ。

「私たちはジャレッドに教えないまま、この殺人シーンを撮影すると決めました」とハロンはEntertainment Weeklyに対して話している。
「本物の驚きを引き起こすため、クリスチャンは自分がやることを秘密にしていました」とハロン。「彼が『おい、ポール!』と叫んで、ジャレッドが背後を向いた瞬間、クリスチャンが斧を持って走ってきたとき、ジャレッドは本当にショックを受けたようでした」
ハロンはまた、残りのシーンについても徹夜の撮影がいかに大変なものだったかに触れている。レトのキャラクターが死んだ後、映画は床に倒れてのちにバラバラにされるレトと血まみれのベールを見せている。
ハロン監督は「斧の殺人シーンを撮影するのは簡単な仕事ではありません」と話した。

ジャレッド・レトがビックリしたことに関しては、先月に新型コロナウイルスの流行を知ったばかりの彼の反応もチェックしよう。

Jim Vejvoda

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