父親はエリック・ロバーツ、叔母はジュリア・ロバーツというハリウッドのビッグネームの元に生まれたエマ・ロバーツ。ネポベイビー論争が起こって久しいが、名前のせいで得た仕事よりも、失った仕事の方が多いと語った。
【写真】叔母ジュリア・ロバーツと仲良しショット
ネポベイビーとは、縁故主義(血縁や地縁でつながる者をそれ以外の者より優先すること)を意味するネポティズムにベイビーを足した造語で、親の成功から恩恵を受ける二世セレブたちを指す言葉。2022年、New York Magazine誌が表紙で赤ちゃんの身体にダコタ・ジョンソンやリリー=ローズ・デップ、マヤ・ホークらの顔を合わせた写真を掲載し、「彼女は母親と同じ瞳、そして同じエージェントを持っている」と題して特集して以来、アメリカで注目を集めている。
この度Flaunt magazineのインタビューに登場したエマは、「2世セレブの顔を赤ちゃんの身体にくっつけて、雑誌の表紙に掲載するのは、安っぽいやり方だった」と述べ、この特集号に顔が載らなかったことに怒りを覚えるべきだったか分からないと、冗談を交えてコメント。
「『ネポベイビー』論争は、Vanity Fair誌でニュアンスのある知的な記事にでもなれば、もっと興味深かったと思う。代わりに、ヘイトを生むような論争になってしまった」と続けた。
「ロバーツ」の名のおかげで、キャリアに恵まれたかと聞かれると、エマは「この業界で、得た仕事よりも得られなかった仕事の方が多い」と反応。「人にはそれぞれ意見があるし、私の家族に対し、良い意見を持たない人もいる。家族のおかげで仕事を得たことはない。逆に、そのせいで仕事を失ったことなら確実にある」と述べた。
2001年にデビューして以来20年以上活躍する彼女だが、2003年公開の映画『ピーター・パン』や2007年の『テラビシアにかける橋』のオーディションを受けたものの、落ちたと告白。先日出演したポッドキャスト『Table for Two podcast』では、「話すことが大事だと思ってる。そうじゃないと、皆全てが素晴らしく順調で、簡単だとだけ思うでしょう。だけど違う。全くそんなことはない」と述べていたそうだ。
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