稲垣容疑者はどんな人物か
実は稲垣容疑者は、地元では有名な人物だ。蕨市や川口市に約30棟のアパートやマンションを所有しており、そこに暴力団関係者や半グレ、中国系マフィアなどを次から次へと「無審査」で入居させていたというのだ。
「ヤクザアパート」――ガラの悪い男たちが出入りする稲垣容疑者の所有物件は、地元でそう呼ばれ、近隣住民からは恐れられている。
ヤクザを住まわせ、犯罪の手助けまでしてしまった稲垣容疑者とはどんな人物なのか。そして、彼女のもとに集まってくるのはどんな人々なのか。
本誌は「ヤクザアパート」の実態を調べるべく、埼玉県蕨市を訪ねた。
JR西川口駅に降り立ったとき、まず目に入るのが外国人の多さだ。中国語を話す家族連れや中東系の大男など、日本人のほうが少なく感じられる。駅前のパチンコ屋の前には黒塗りのバンが止まっていて、車の傍では入れ墨の入った男が仁王立ちで周囲を睨みつけている。地元の暴力団関係者は、こう解説する。
「このあたりは昔からヤクザが非常に多い。風俗店の経営や覚醒剤の売買をシノギにしてきました。最近はチャイニーズマフィアが入り込んで勢力を拡大していますが、住吉会系の暴力団や極東会系の暴力団が、依然として存在しています」
【つづきを読む】『埼玉・蕨の「ヤクザアパート」の大家が逮捕…近隣住民が明かす「ヤバすぎる実態」と長女が語った「母の過去」』
「週刊現代」2024年6月22日号より
からの記事と詳細 ( 「あんた、すぐ逃げな!」77歳の人情おばちゃんがヤクザを逃がして逮捕…その「ヤバすぎる舞台裏」(週刊現代 ... - 現代ビジネス )
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