岐阜県飛騨市古川町で今月15日行われる「三寺(さんてら)まいり」を前に街中に設置される「雪像ろうそく」作りが行われています。
「三寺まいり」は毎年1月15日に、親鸞聖人の遺徳をしのび古川町の3つの寺を参る伝統行事で、明治・大正期には野麦峠を越えて信州の製糸工場へ出稼ぎに行った飛騨の女性たちが着飾って参拝し男女の出会いが生まれたことから、縁結びの行事としても知られるようになりました。
作業では木の型に雪を詰め込んで像を作りとけないように塩で固めていきました。「雪像ろうそく」は大小合わせ40本作られ、15日の夜に古川町の街並みに灯されます。
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