『陰陽五行説』とは「木は火を生じ、火は土を生じ、土は金を生じ、金は水を生じ、水は木を生ず」という森羅万象の成り立ちを表したもの
風水といえば、「木は火を生じ、火は土を生じ、土は金を生じ、金は水を生じ、水は木を生ず」という森羅万象の成り立ちを表した『陰陽五行説』が大変有名です。私はこれを「気質」として風水にとり入れています。「気」は目に見えないエネルギーのようなものですが、実は人もものもこの「気」を発し、互いに影響し合っています。風水はこの見えない「気」に注目し、エネルギーの種類や相性を見ていくものなのです。
※1 相生(そうしょう)木から火、火から土、土から金、金から水、水から木が生ずるということ。
※2 相克(そうこく)木は土に、土は水に、水は火に、火は金に、金は木に勝つこと。
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 ヤバい風水』
著者:愛新覚羅ゆうはん 日本文芸社刊
執筆者プロフィール
開運ライフスタイルアドバイザー (占い・風水)、作家、デザイナー 中国黒龍江省ハルビン生まれ。映画「ラスト・エンペラー」で知られる清朝の皇帝・愛新覚羅一族の流れをくむ。5歳のときに来日し、桑沢デザイン研究所を卒業後、北京大学に留学。帰国後は、アパレル企業の広報宣伝などを経て、幼少期から備わっていた透視能力に加えタロットや占星術なども生かし占い・風水師としても活動。当初鑑定していた医療・教育関係の間で話題となり、15年で延べ2万人以上を鑑定(2019年時点)。文章を書くのが好きで執筆活動にも勤しみ、デザイナーとしてのプロデュース開運アパレルブランド『Ryujyu~龍樹~』や、2021年より陶芸上絵付け作家として『水鏡~MIKKAMI~ 』も手がけるなど、多岐にわたって活動している。
占いや風水本によく見られる「現在の住まいでは不可能な対策」や「大移動や大改築を必要とする方位学」など、いずれも現実的にはとても困難な開運術ばかり…。せっかく本を買ったのに、これでは実践できない…そんな悩みや不満の声を多く聞いていた著者の愛新覚羅ゆうはん氏による超実践的且つ身近なリーズナブルなもので開運にチャレンジできる、多くの人にやったほうがイイとおすすめできる開運テクニックを凝縮した一冊。金運、恋愛運、健康運など運別の章立てで、ご自身の求めるところから読める作りとなっており、さらに部屋や場所別で様々な開運テクを紹介することで日常生活にリンクしやすくなっている。そして、書名にある通り、本書は図解(≒イラスト)を多用し、幅広い方の読みやすさを重視し、専門用語を控えた文章となっており、忙しい毎日でも簡単に読める一冊でもある。本書で紹介する内容はどなたでも今日から実践できる開運テクニックとなるため、占いや風水の中上級者の方には物足りなさがあるかもしれないが、本書を見ることで、占いや風水の基本を理解し実践できているかの確認書としてもご活用いただけるかもしれない。
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