国内有数の外装パーツメーカーであるマジカルレーシング。
レースで培ってきた外装作成のノウハウをつぎ込んだ製品はカーボン外装のイメージが非常に強いのですが、フルカウル車以外ではカーボンミラーでも有名です。
そんなマジカルレーシングが名古屋MCショーに持ち込んだGB350のデモ車には、なんと『叩き出し』という今までマジカルレーシングが扱った事のない製法の金属製の外装を装着してありました。
叩き出しというのは非常に手間の掛かる製法で、きちんと形にするには職人技を要求されるのが特徴です。
しかし職人技には定評のあるマジカルレーシング、既にキッチリと仕上げる技を確立しており、非常に美しい仕上がりとなっていました。
デモ車として展示されていたGB350用の外装はアルミやステンレスの叩き出しですが、レブル250用ではFRPやカーボンを採用しています。
『TCW(ザ・クラフツマンズワークショップ)』という新ブランドで展開されるマジカルレーシングが提案する大人の世界観に期待しましょう。
これが『TCW(ザ・クラフツマンズワークショップ)』のロゴ
ご覧のようにレーシングイメージの強かった今までのマジカルレーシングとは一線を画す方向性の新ブランドだ
デモ車のGB350Sに採用されていた金属外装
デモ車に装着されていたのは主に5種の外装パーツで、既存の人気パーツであるカーボン製のNK1ミラーを除くと全てが金属製の外装パーツとなっています。
どのパーツも金属製ならではの質感を持っており、金属製でなければできない独特の構成になっているのが特徴です。
見た目だけでも金属製ならではの重厚さが感じられますが、オーナーであれば指などで軽く叩いた際の「音」、金属製でなければ不可能な共鳴音でも感涙できるでしょう。
『TCW(ザ・クラフツマンズワークショップ)』として展開される車種は現在のところGB350とレブル250だけですが、どちらもとても似合いそうです!
デモ車のGB350用に装備されているパーツ群
汎用パーツはミラーのみで、残りは専用品だ
単独で展示されていた専用パーツ4種
デモ車に装着されていたパーツは「ブラック」で、展示されていたのは「シルバー」
メーターバイザーはGB350Sのみ対応している
バイザー本体はアルミ、ステー部分はステンンレス製だ
マットブラックは¥20900(税込)
ヘアライン仕上げのシルバーは¥20350(税込)
独特の風合いは塗装では出せない金属製特有の物
フロントフェンダー・ショートは名前のとおりかなり短く、装着するだけで一気に雰囲気が変わる
こちらも本体はアルミでブラケット部分はステンレス、これをボルトで連結する
金属製なので薄く、その結果として端部のエッジがシャープになって車体が引き締まる
メーターバイザーと同様、シルバーはヘアライン仕上げだ
イギリスのバックヤードビルダー感がたまらない
マットブラックが¥23100(税込)、シルバー(ヘアライン仕上げ)が¥22000(税込)
純正同様のダックテールっぽい造形だが大幅にショート化してあるリヤフェンダーが付属しているフェンダーレスキット
マットブラックは¥23100(税込)、シルバー(ヘアライン仕上げ)は¥22000(税込)
各社が非常に苦労しているGB350用フェンダーレスキットの造形だが、リヤフェンダー部分を金属製の専用品とする事で無理矢理フェンダーレスキットを装着したような不自然な感じを払拭している
シルバーのヘアライン仕上げだとこういうイメージ
ブリティッシュ感を出すならシルバー、ツウ好みのカスタム感を出すならマットブラックといった選択ができる
惜しむらくはGB350Sのみ対応で、GB350には装着できないこと
展示してある物の中で最も大きな物がこのチェーンガード
材質はステンレスで、サイドに開いている軽量化のための肉抜き穴がスパルタンな雰囲気を演出する
薄い金属製だがマウントステーの角度が90°変えてあるので剛性も高そうだ
チェーンガードにもシルバーの設定があるが、ヘアライン仕上げではなくポリッシュのような仕上がりだ
トラディショナルなカスタムを目指すならシルバーが良いだろう
どちらのカラーも¥23100(税込)
全てのパーツを装着したところ
マットブラックで統一してあり、非常にシブい仕上がり
フロントフェンダー先端とタイヤの隙間が極小なのもカッコ良さの秘訣
これが装着されていた汎用のNK-1ミラー TYPE6で、¥45760~(税込)となっている
普遍的な丸型であるTYPE6ミラー本体にスーパーロングエルボステムを組み合わせているデモ車の組み合わせの場合、平織りカーボン製は¥50600(税込)、綾織りカーボン製は¥52800(税込)だ
ホンダ車なので左右10mmの正ネジとなるが、そもそもマジカルレーシングのミラーはネジが選択可能なので車種を問わずミラーアダプターが必要ない
ライダー側から見るとこのような感じ
画像では少々わかりにくいがミラーはマジカルレーシングの刻印が入ったUVカットの防眩ブルーミラーとなっている他、純正よりも曲率の大きな広角ミラーだ
高価なだけあって前後どちらから見ても特別感があり、廉価な丸型ミラーとは雰囲気が全く違う
Adblock test (Why?)
からの記事と詳細 ( カーボン外装で有名なマジカルレーシングがアルミ外装!?新シリーズ『TCW(ザ・クラフツマンズワークショップ)』に注目!【モーターサイクルショー2023】 - Webike Plus )
https://ift.tt/y8VBwsR
No comments:
Post a Comment