令和4年度から、新しい高等学校学習指導要領に基づき、高等学校情報科に共通必履修科目「情報1」が新設され、全ての生徒がプログラミングやネットワーク、データベースの基礎等について学習することになりました。(※1)
また、令和7年度以降の大学入学共通テストの出題教科に、「情報」が追加されることが決定し、高校におけるプログラミング教育の重要性が高まっています。
福岡県では、産学官で構成する「福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議」(※2)を推進組織として、ウェブシステム開発で多くの開発者から支持されている国産のプログラミング言語Ruby(※3)を核としたソフトウェアの振興に取り組んできました。その結果、約900名を誇る我が国有数のRuby技術者のコミュニティが形成され、更に近年は、Ruby企業の開発部門が県内で相次いで開設されており、IT企業の集積・拠点化が進んでいます。
このIT企業やITエンジニアが集積している強みを活かし、ITエンジニアの職業やアプリケーション開発に関心のある県内高校生を対象とした、実践的なプログラミング講座「福岡県Rubyキャンプ」を開催します。
講座は、実際にRubyを使ったワークショップのほか、世界的に有名なRuby開発者まつもとゆきひろ氏の講演など、魅力的なカリキュラムとなっています。高校生の皆さまのご参加をお待ちしております。
≪開催概要≫
【日 時】 令和4年11月5日(土)、6日(日) 13時00分~16時00分(基礎編)
令和4年11月12日(土)、13日(日) 10時00分~16時00分(応用編)
【対 象】 基本的なコンピュータの知識を有する県内の高等学校、高等専門学校(1~3年生)、
中等教育学校後期課程、特別支援学校高等部の生徒(4日間すべて参加できる生徒)
【定 員】 30名
【参加費】 無料(パソコンは各自持参)
【場 所】 福岡県Ruby・コンテンツ産業振興センターセミナールーム(福岡県千代合同庁舎8階)
(福岡市博多区千代1丁目20-31)
【申込期間】 令和4年9月1日(木)~10月7日(金)
【申込方法】 学校単位で申込(詳細は下記URL参照)
https://www.digitalfukuoka.jp/topics/213
【主 催】 福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議、福岡県
【後 援】 福岡県教育委員会、一般財団法人Rubyアソシエーション
【カリキュラム(予定)】
〇 (基礎編) 11月5日(土)、6日(日)
1 オリエンテーション
2 講演1(Ruby開発者 まつもと ゆきひろ氏)
3 講義「ITサービスの世界を知る」、「プログラミング言語について」
4 Rubyのインストール
〇 (応用編) 11月12日(土)、13日(日)
1 講演2(九州工業大学大学院情報工学研究院准教授 田中 和明氏)
2 グループワーク(Rubyを使ったWebアプリケーションづくり)
3 成果発表会、フィードバック
【その他】
当日は国の指針に基づき、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に関する対策を行います。また、会の中止・延期を行う場合があります。その場合は、個別にお知らせいたします。
※1 文部科学省「高等学校学習指導要領(平成30年度告示)」より一部抜粋
情報に関する科学的な見方・考え方を働かせ、情報技術を活用して問題の発見・解決を行う学習活動をとして、問題の発見・解決に向けて情報と情報技術を適切かつ効果的に活用し、情報社会に主体的に参加するための資質・能力を育成することを目指す。
※2 福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議
設 立 :平成24年7月
会 長 :一般財団法人Rubyアソシエーション 理事長 まつもと ゆきひろ
会 員 :834企業・団体(令和4年7月末時点)
主な事業:Rubyを活用した革新的な製品の開発支援、フクオカRuby大賞、スタートアップ支援、
mruby普及促進事業、ブロックチェーン拠点形成推進 など
※3 Ruby
まつもとゆきひろ氏によって開発された、日本発のプログラミング言語。習得が容易で生産性が高く、Java(ジャバ)等他の言語に比べ約2~10倍の速さで開発が可能。国内では「クックパッド」「マネーフォワード」など有名Webサイトで使用。
からの記事と詳細 ( 高校生向けプログラミング講座「福岡県Rubyキャンプ」の参加者を募集します! - 福岡県庁ホームページ )
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