マクドナルドのハンバーガーは有名だけど、こんな面白い事実があることは知らないかも。
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今日のようなチェーン店になる前、マクドナルドはハンバーガーをメインにしていなかった
マクドナルドの店舗の前でハンバーガーとドリンクを手にする同社の創業者で会長のレイ・クロック。
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1954年、後にマクドナルド(McDonald's)の創業者となるレイ・クロック(Ray Kroc)は、ミルクセーキを作る機械のマルチミキサー(Multimixer)のセールスマンとして、カリフォルニア州サンバーナーディーノでマクドナルド兄弟が経営する小さなレストランに出会った。
マクドナルド兄弟が経営していた最初のマクドナルド・バーベキュー(McDonald's Bar-B-Q)はメニューが多く、ホットドッグが有名だった。しかし1948年、マクドナルド兄弟はハンバーガーレストランにコンセプトを変更し、ハンバーガー、チーズバーガー、ソフトドリンク、ミルク、コーヒー、ポテトチップス、カットしたパイなどの9品目にメニューを絞った。
1949年には、ポテトチップスをフライドポテトに変え、ミルクセーキの販売を開始した。
店はセルフサービスのカウンター方式で、ウェイターやウェイトレスは不要だった。ハンバーガーはあらかじめ調理し、紙でラッピングしてからヒートランプで保温しているため、客はあっという間に注文した商品を受け取ることができた。
その効率の良さに驚いたクロックは、ぜひマクドナルドに加わりたいと思い、フランチャイズ権を取得して最初のフランチャイズ店をオープンした。
1948年当時、マクドナルドのハンバーガーはわずか15セントだった
マクドナルド兄弟が考案したキャラクター「スピーディー(Speedee)」の看板。
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1955年、レイ・クロックがマクドナルドに革命を起こし、現在のマクドナルドが誕生する前の店舗ではハンバーガーの値段はわずか15セントだったという。
マクドナルドは創業以来、数千億個のハンバーガーを販売してきた
ハンバーガーを準備するマクドナルドのスタッフ。
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マクドナルドは当初から、ハンバーガーの売れ行きを広告でアピールしてきた。1955年、マクドナルドは1500万個以上のハンバーガーを販売したと発表した。これは、マクドナルド兄弟が彼らのバーベキュースタンドを閉店し、ハンバーガーショップとして再開してからわずか7年後のことだった。
現在、マクドナルドが提供したハンバーガーは数千億個と言われており、2013年頃には3000億個のハンバーガーを販売したとウォール・ストリート・ジャーナルが推定している。
マクドナルドは2021年、世界での収益が1120億ドルを突破し、アメリカでは売上高が13.8%増加したと発表した。今も多くのハンバーガーが消費されている。
「ビッグマック」は最初は45セントだった
1977年の「ビッグマック」。
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最初のビッグマック風ハンバーガーは、1967年にペンシルベニア州ピッツバーグの店舗オーナーのジム・デリガッティ(Jim Delligatti)が考案したもので、アメリカ全土で発売されたのは1968年のことだった。ビックマックはビーフパティ2枚、特製ソース、レタス、チーズ、ピクルス、オニオンをゴマ付きのバンズに挟んだものだった。
1967年、マクドナルドの宣伝部の21歳の秘書、エスター・グリックスタイン・ローズが「ビッグマック」という名前を思いついた
マクドナルドのビッグマック。
AP Photo/Diether Endlicher
AP通信によると、当時の幹部や他の社員たちはこの名前を笑ったと言う。しかし今やこの名前は定着しており、「史上最も有名な製品名のひとつ」になっている。
1985年になって、マクドナルドはようやくビックマックの名付け親はエスター・グリックスタイン・ローズ(Esther Glickstein Rose)だと認めた。
マクドナルドは1秒間に約75個のハンバーガーを販売している
客に袋を渡すマクドナルドのスタッフ。
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USAトゥデイによると、マクドナルドは2013年、毎秒約75個、1分間に4500個のハンバーガーを販売したという。
マクドナルドのシンプルなハンバーガーには、1日に必要なタンパク質の25%が含まれている
マクドナルドのハンバーガー。
Andrew LaSane
ウェブサイトに記載されているマクドナルドのハンバーガーの栄養情報によると、1つのハンバーガーには1日に必要なタンパク質の25%が含まれているという。マクドナルドの商品は一般的に見れば、過剰に摂取すると体に良くないかもしれないが、適度であれば健康に良いメニューもある。
「プレーンなハンバーガーはたったの250キロカロリーだ」と、管理栄養士のボニー・タウブ-ディクス(Bonnie Taub-Dix)は2019年にアメリカの料理雑誌『テイスト・オブ・ホーム(Taste of Home)』に語っている。
「それに、他の商品メニューと比較すると、塩分はそれほど多くない」
ハンバーガー、フライドポテトの小、小さなサンデーがセットになっている最初のハッピーミール(日本ではハッピーセット)は「メニュー・ロナルド」と呼ばれていた
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グアテマラのマクドナルドのスタッフ、ヨランダ・フェルナンデス・デ・コフィーニョ(Yolanda Fernández de Cofiño)がハッピーミール(Happy Meal)を発案したと言われている。フェルナンデス・デ・コフィーニョは、自分の店を訪れる子どもたちに提供するために、この子ども向けのセットを考え出した。
1979年、マクドナルドは初めてのハッピーミールを全国的に発売した。最初のおまけのおもちゃはサーカスをテーマにしたものだった。マクドナルドの広告責任者だったボブ・バーンスタイン(Bob Bernstein)は、小さいサンデーをおまけのおもちゃに変更した。
2021年、マクドナルドは環境に配慮するため、ハッピーミールからプラスチック製のおもちゃを段階的に廃止すると発表した。「再生可能な素材、リサイクルした素材、認証された素材でおもちゃを製造することで、ハッピーミールのおもちゃに含まれる化石燃料由来のプラスチックを約90%削減(2018年比)する」と同社は声明で述べている。
[原文:8 facts about McDonald's hamburgers that might surprise you]
(翻訳:大場真由子、編集:Toshihiko Inoue)
からの記事と詳細 ( ビッグマックの名付け親は? 1秒間に何個売れる? 最初はハンバーガーの店じゃなかった?…マクドナルドの8つの事実 - Business Insider Japan )
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