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Monday, January 3, 2022

「みずほがつぶれる時は日本がつぶれる時」みずほ1兆円増資に応じた取引先の本音と打算 - ダイヤモンド・オンライン

みずほが、不祥事を何度繰り返しても生まれ変われず、金融庁に「言うべきことを言わない、言われたことだけしかしない」と企業文化を酷評されるに至ったのはなぜか。その真相をえぐる本特集『みずほ「言われたことしかしない銀行」の真相』(全41回)の#26では、みずほが悪名高き「1兆円増資」を実施した直後にフォーカスする。

「奉加帳方式」とやゆされたみずほの1兆円増資を引き受けた取引先には、随分変わった顔ぶれが並んだ。そして増資に応じた側はもちろん、したたかな打算を持ち合わせている。そんな彼らの本音と打算とは?

「週刊ダイヤモンド」2003年6月7日号の第2特集「緊急決算分析 銀行国有化の絶体絶命」を基に再編集。肩書や数値など情報は雑誌掲載時のもの。

大赤字で吹っ飛んだみずほ1兆円増資
取引先の本音と打算

 競走馬の牧場経営で有名な「社台ファーム」、帝塚山古墳を管理する「住吉村常盤会」、宗教法人「汚れなきマリア修道会」……よくもここまで変わった顔ぶれが揃ったものである。いずれも、今年2003年3月にみずほグループが実施した1兆円増資の引受先だ。増資に応じたのは約3400社。宗教法人あり、病院あり、なかには個人までいる。

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断るに断れず、覚悟を決めた、借りは返せ…取引先の本音と打算

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