若手躍動もベテラン勢が低調…指摘にアルテタが反応「ベテラン選手がリードしないと」 - Goal.com

(C)Getty Images

【欧州・海外サッカー ニュース】冨安健洋ら今季若がりを図ったアーセナル（プレミアリーグ）。しかし、主将ピエール＝エメリク・オーバメヤンらベテラン勢のパフォーマンスの悪さが指摘されている。

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、マンチェスター・ユナイテッド戦を振り返った。

2日に行われたプレミアリーグ第14節で、マンチェスター・ユナイテッドと対戦したアーセナル。敵地オールド・トラッフォードで先制に成功したが、前半のうちに追いつかれる。その後失点し、再び追いついたものの、70分にPKを決められて勝負あり。2-3で敗れている。

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アルテタ監督は試合後、クラブ公式HPで「先制後は試合の主導権を完全に握ることができたが、非常に危険なエリアで簡単にボールを渡してしまうようになり、それが相手に勢いを与えてしまった。そこに問題が生じた結果、失点してしまった」と、試合運びを悔やんだ。

「後半はまた良いスタートで完全にコントロールできた。失点したが、とても良い反応だったね。だが、2点目の後には3点目を奪いに行くための成熟さを見せなければならないんだ。あの瞬間、我々はコントロールできずにゴールを与えてしまった。現実的に考えれば、オールド・トラッフォードで3失点すれば勝ち点を得るのは難しい」

今季のアーセナルは、夏に獲得した冨安健洋やアーロン・ラムズデール、そして下部組織出身のエミール・スミス＝ロウやブカヨ・サカら、若手選手を主軸として起用。チームの若返りを図り、結果を残してきた。しかしその一方で、主将ピエール＝エメリク・オーバメヤンがこの試合でも決定機を外すなど、ベテラン勢のパフォーマンスの悪さが指摘されている。

アルテタ監督はその件について問われると、「確かに我々が必要としているのはバランスであり、そのバランスが適切であるということだ。ベテラン選手がリードし、若い選手はそれに続いていかなければならない」とコメント。奮起を促している。

名門対決で敗れたアーセナル。次戦は6日、敵地でエヴァートンと対戦する。

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