横浜市中心部などのスケートボード禁止エリアに滑走目的で進入したとして、神奈川県警戸部署は4日、県内や東京都、愛知県に住む20~24歳の男5人を、軽犯罪法違反(禁止場所立ち入り)容疑で横浜地検に書類送検し、19歳の少年3人を同法違反の非行事実で横浜家裁に書類送致した。
発表によると8人は昨年11月~今年1月、横浜駅近くの商業施設敷地内やみなとみらい地区(MM地区)の複合施設敷地内に、スケボーをするために入った疑い。いずれも容疑を認め、男性アルバイト店員(24)は「全国的に有名な場所で練習してみたかった」と話しているという。
横浜駅周辺などでは昨年1~10月、騒音などに関する300件以上の苦情が県警に寄せられ、昨年3月には、MM地区でスケボーに乗った小学6年の男児と、70歳代の男性が衝突する事故も発生していた。
スケボーは東京五輪で新種目に採用されて注目が集まっており、新横浜公園(横浜市港北区小机町)の担当者によると、昨夏の「スケボーひろば」の利用者は月平均で約1万人。1日で800人以上が訪れた時もあり、安全上の理由などから一度に利用できる定員を250人に設定した。数十人が並んで待つ日もあるという。
横浜スケートボード協会(横浜市西区)の小島秀彌さん(49)は、一部のマナー違反は許されないとしつつも、「締め出しだけが解決ではない。十分なパークを整備してほしい」と訴えた。
からの記事と詳細 ( 「有名な場所で練習したかった」横浜駅周辺の禁止区域でスケボー - 読売新聞 )
https://ift.tt/3rkrHFl
No comments:
Post a Comment