* * * 都内でPRの仕事をする女性(44)は先日、取引先から「メールが送られてこない」という苦情の電話を受けた。確かに送ったはずなのに……そう思っていたら、下書きにしたまま送信ボタンを押していなかった。こんな初歩的なミスを、ここ最近繰り返している。 今は在宅勤務で、仕事量はずいぶん減ったはずなのにうまく進まず、夜遅くまでダラダラと作業してしまう。休日も出かける気になれず、家で動画を見ることが増えた。本来はアウトドア派だが、積極的に外に出る気持ちになれない。女性は言う。 「仕事でもプライベートでも、楽しいことが減ってしまった。そんな小さなイライラが、ミスにつながっているような気がします」 コロナ禍における不安やストレスは、記憶を一時的に保管する「脳のメモ帳」である脳のワーキングメモリの働きを阻害すると指摘するのは、脳科学者で公立諏訪東京理科大学の篠原菊紀教授だ。 「ワーキングメモリが持つメモ帳は、せいぜい3、4枚。つまりたいていの人は、一度に3~4個の物事しか処理できませんが、不安やストレスがあると、このメモ帳の数がさらに少なくなってしまうんです」 先の女性のように、「メールを送ることを忘れた」というのも、ワーキングメモリの衰えが影響している可能性がある。篠原教授は言う。 「コロナ禍にあって、私たちは感染への恐怖から脳が不安やストレスを感じている。そこに今度は、リモートワークでオンライン会議などを行うようになると、相手の声が聞こえづらかったり音声が途切れたりして、ただでさえストレスを抱えた脳にさらに負荷をかけ、さらにワーキングメモリの働きが悪くなりメモ帳が食べられる。今はそんな悪循環が起きています」
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September 02, 2020 at 07:19AM
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オンライン疲れに負けないための「脳トレ」のすすめ 「頭を洗いながらしりとり」も有効〈AERA〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース
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